旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

関西ノムラ資産管理フェア2007 2660キリン堂

2007-02-25 20:54:09 | 株式投資・資産運用
ここはのど飴などをいただきました。あと、綿棒だったかな。
去年と同じやり手っぽいお姉さまがあれこれ説明しておられました。

数年前に家から車で5分くらいのところにキリン堂ができました。あ、キリン堂って、ドラッグストアのチェーンです。基本的にフランチャイズではなくて自社での店舗展開みたいです。

それはいいんだけど、ちょっと前にこの店から1キロも離れていないところに同社の新店舗が。で、このキリン堂2店舗の間には他社のドラッグストアの店舗があります。この他社店舗は京阪の益から徒歩1分ぐらいのところ。いや、15秒?。

まあ、住宅密集地ですし、人口はそれなりにあるのですが、どうにもこれはオーバーストア状態。しかもキリン堂の新店舗は駐車場もさして広くもなく、面した道路もあまり広くもなく、入りやすいとは言いがたい感じ。実際、私自身、毎日通勤で通りますが、一度も店舗には寄ったことがないです。

この京阪の駅ですが、しばらく前は左右されぞれ50メートル未満のところにファミリーマートとローソンの店舗がありました。で、駅前には京都銀行の支店があったのだけれど、この京都銀行支店が近所に移転。で、跡地にはセブンイレブンができました。どうなったかというと、左右両側のコンビニは退店です。

というように、オーバーストア状態のところにあえて有利な立地で出店し、他社を駆逐するような戦法というのはあるとは思います。ま、立地などにもよりますけど。

が、キリン堂の新店舗の場合はこの例には当たらないように思います。

このことを聞いてみたら「醍醐の方面も含めて、あのあたりは激戦地ですし・・・。」「だめであればスクラップ&ビルドというようなことになりますが・・・」ってな返事でした。これはお姉さんではない若い兄ちゃんのコメント。

チェーン店の場合は、新規出店で売上を伸ばすか、既存店の売上を伸ばすか、しか売上を向上させる方法はないわけで、利益であれば仕入れ価格を下げる、人件費等必要経費の削減など方法は工夫できますけど、拡大戦略というのはある一定のところまでは「正しい」んでしょう。ここはM&Aで同業の小規模なチェーン店を取り込んだりしています。これもありでしょう。

しかし、まあ、それも限界、そこまでいかなくてもいろんな面でなかなか難しい局面には既になっていると思います。

自分の見た経験なり感覚を一般化するのは間違いにつながりやすいとも考えられますが、私はここを投資対象として検討しようとは思いません。

プレゼント情報。
大和証券。結構大量当選ですので、確率はそこそこ高いかも。
大和証券グループ特別協賛
「大回顧展モネ」ご招待券 ・・・500組1,000名様
または、
蛯原友里(えびはらゆり)
オリジナル図書カード(500円分) ・・・1,000名様
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関西ノムラ資産管理フェア2007 7744ノーリツ鋼機

2007-02-25 13:04:26 | 株式投資・資産運用
写真は写真立てです。ここもよく出展しています。

去年までの写真立ては紙製でしたが、今年のものはアクリル板がついており、ちょっとグレードアップしています。

ここはラボ用の印刷機の会社です。

デジカメの写真の印刷だったら、最近は家庭用のプリンターでも相当に質の高いものがプリント可能です。だから、わざわざ写真屋で印刷してもらう必要性というのはあまりないです。
ただ、コスト的にどちらが安いかというと、これはほぼ同じぐらいのレベルになっていると思います。

で、ここの業績ですが、全般にかなり厳しいです。

前期は赤字です。なにせ売上が減少している点がなんとも寂しいというか厳しい感じです。
04.3決算と比較して07.3の予想は6割強にとどまっています。

2/8には大手顧客向けの販売が一部来期にずれ込んだこと等により、期末在庫は前回予想を上回る見通しとなったことや、ノーリツカナダやノーリツドイツ等では、販売が前回予想より下回る見通しで、その分の製品が在庫として残ったため、期末在庫が前回予想を上回る見通しとなったことなどにより、業績予想を下方修正。EPSは90円台となっています。配当も50円から30円になります。

ただ、PBRは時価で0.8倍程度。実質無借金経営で、株式時価総額が約780億に対して、現金同等物が360億。利益剰余金は700億弱となっています。こういう視点からは割安感があるようにも思えます。ただ、こういうのは「バリュー株」と言っていいのか、あまりよくないように思います。出来高も非常に少なく、まあ、ほぼ見捨てられ状態と言っていいでしょう。

株主優待で全国名産品引換券100株以上1枚(3,000円相当)というのもあります。
配当年間30円で税引きで27円。優待3000円分だと100株で5700円ですか。時価は2160円ですので、2.6%強。これは別に悪くないですが、本業の方が期待できないのではしょうがないです。ただ、ちょと長い目ではこういう銘柄が意外と好パフォーマンスだったりすることもあるとは思いますが・・。

ここは和歌山本社の企業です。上場企業で和歌山本社というのは島精機とオークワぐらいしか思いつきません。島精機は株価も上昇してますが・・・。

富士フイルムにでも買収してもらうといいかな・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする