旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

IPO6257藤商事の公開

2007-02-08 19:45:03 | 株式投資・資産運用
明日は6257藤商事の公開です。

少し考えた上で、大和ネットで当選分の1株は申し込み、補欠1株分も申し込みを
行いました。結果、補欠1株分の繰り上げ当選はなく、1株のみです。ということで公募18万円1単位のみ。

そもそも、この銘柄は大和主幹事で株数も多いため、支店でブックを入れればそれなりにまとまった複数単位の取得ができる可能性がある銘柄だと考えました。
但し、公募からの急騰が期待できるような銘柄ではなく、逆に地合いによっては公募割れのリスクもあると考え、大和ダイレクトでのブック参加にとどめた銘柄です。

常識的に考えて、以下のようなプラス要因、マイナス要因があると考えられます。
プラス要因。
・公募価格は同業他社と比較して割高感は感じられない。公募でのPERは10倍以下、
8倍台だったと思います。
・同族系の大株主にはロックアップがかかっており、すぐに市場でこれらの株主からの売りが出ることはない。VCの保有はない。大株主からは最初から売り出しとして売却された株があるが、これらは公募・売出株を取得した投資家に割り当てられている。
・3月期の配当は4000円を予定しており、配当利回りは2%を超える。
・市場の地合いは最悪というような雰囲気ではない。直近の新規公開株の値動きもそこそこというところ。
・補欠当選分は繰り上げにならなかった。

マイナス要因
・業界そのものが基本的に市場で低評価。
・株数、公開額が大きい。
・同日上場3銘柄。
・過去に脱税で検挙。現在も航空機レバレッジリース等の「節税」。
・同業他社との株価比較も東証一部銘柄との単純比較では割安感はあるものの、新興市場系の同業他社との比較ではさして割安感はなし。

ということで、私自身もこの銘柄は中長期投資銘柄としての位置づけは考えられませんので、どちらにしても短期売買となります。

初値メドは17.5万-19.5万としておきます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする