実は今回はタテメオヤジ氏にならって、企業ブース制覇はやめて、投信ブースのプレゼンをあれこれ聞いてみました。まあ、どれもツッコミどころ満載という感じでしたが。
というのは、企業ブースを回り始めたのだけど、すぐバテバテになってしまい、座ってじっとしている方が楽だったからというのが主たる理由。って、情けないぞ・・・。
で、プレゼンの話はところどころ意識がとんでいるのでありました。寝るなー!。それでも内容の本質はとらえたつもり。
その中でING生命とハートフォード生命という2社の外資生保がブースを出していました。これと違うところは見たことあるけど、この2社は初めてだと思います。
INGはF1ルノーのメインスポンサーだったと思います。なので、ロゴなどは見慣れた印象。
もうひとつがハートフォード生命。ここは、氷川きよしが♪「セカンドライフ~」とか宣伝しているところ。
で、紹介していたのが「ハートフォード投資型年金」という商品。
まあ、これが、個人的感想としては「とんでも」系の商品。
「年金」という名前がついていますが、つまりは投資信託ですわ。株60型というタイプは株式の組入比率が6割。日本株は1割のみで、あとは外国株。外国株は為替ヘッジなんかするタイプなので、ヘッジコストがかかる。
運用が不調だった場合でも、元本分のみは年金として戻るということと、死亡保障がついているということぐらいで、あとは、つまり、為替ヘッジの外国株50、日本株10、日本債券15、外国債券(これはヘッジなし)25という、これ、ちゃんとしたバランスになっていると思えないが、まあ、バランス型ファンドです。
で、まあ、平均余命がなんとかとか、公的年金がなんとかとか説明があるわけですが、唖然!としたのが、コストについてのコメント。この商品、保健関係費用というコストが年率で2.36%、、また、運用関係費用として年率0.42%かかり、「年金」という形で元本と運用益(あるかどうかしらんが)を順次受け取る段階となっても年金額の1%がコストとしてかかります。
これについて、短期で解約した場合の高い控除率と比較して、「まあ、あまり気にしていただかなくてもいいと思いますが」というようなコメントがありました。録音していたのではないので、表現はやや異なるかもしれませんが、意味的には間違いなくこうしたコメントがありました。
意図的にこうしたコメントをしたとすれば、これは「悪質」ではないかと感じました。
毎年、2.78%のコストがかかる、さらにかかるコストもある。これは個人的には非常に高いと思います。であるならば、個別の商品を組み合わせて自分でバランスファンド的な運用をした方がコストはよほど安くなるはずです。別に個人投資家でもこれは可能です。難しくありません。日本と海外のインデックスファンドかETF、日本国債と個別の外貨建て債券を買えばいいだけのことです。
企業にとって最も重要な利益の源泉となるコストの部分について、極めてサラッと流すようなコメントの仕方はどうなのか。しかも、商品を買う側にとっては高いコストです。
まあ、こういうのは別にここに限らないですけど、とりわけこれは個人的には認めがたい商品でした。
というのは、企業ブースを回り始めたのだけど、すぐバテバテになってしまい、座ってじっとしている方が楽だったからというのが主たる理由。って、情けないぞ・・・。
で、プレゼンの話はところどころ意識がとんでいるのでありました。寝るなー!。それでも内容の本質はとらえたつもり。
その中でING生命とハートフォード生命という2社の外資生保がブースを出していました。これと違うところは見たことあるけど、この2社は初めてだと思います。
INGはF1ルノーのメインスポンサーだったと思います。なので、ロゴなどは見慣れた印象。
もうひとつがハートフォード生命。ここは、氷川きよしが♪「セカンドライフ~」とか宣伝しているところ。
で、紹介していたのが「ハートフォード投資型年金」という商品。
まあ、これが、個人的感想としては「とんでも」系の商品。
「年金」という名前がついていますが、つまりは投資信託ですわ。株60型というタイプは株式の組入比率が6割。日本株は1割のみで、あとは外国株。外国株は為替ヘッジなんかするタイプなので、ヘッジコストがかかる。
運用が不調だった場合でも、元本分のみは年金として戻るということと、死亡保障がついているということぐらいで、あとは、つまり、為替ヘッジの外国株50、日本株10、日本債券15、外国債券(これはヘッジなし)25という、これ、ちゃんとしたバランスになっていると思えないが、まあ、バランス型ファンドです。
で、まあ、平均余命がなんとかとか、公的年金がなんとかとか説明があるわけですが、唖然!としたのが、コストについてのコメント。この商品、保健関係費用というコストが年率で2.36%、、また、運用関係費用として年率0.42%かかり、「年金」という形で元本と運用益(あるかどうかしらんが)を順次受け取る段階となっても年金額の1%がコストとしてかかります。
これについて、短期で解約した場合の高い控除率と比較して、「まあ、あまり気にしていただかなくてもいいと思いますが」というようなコメントがありました。録音していたのではないので、表現はやや異なるかもしれませんが、意味的には間違いなくこうしたコメントがありました。
意図的にこうしたコメントをしたとすれば、これは「悪質」ではないかと感じました。
毎年、2.78%のコストがかかる、さらにかかるコストもある。これは個人的には非常に高いと思います。であるならば、個別の商品を組み合わせて自分でバランスファンド的な運用をした方がコストはよほど安くなるはずです。別に個人投資家でもこれは可能です。難しくありません。日本と海外のインデックスファンドかETF、日本国債と個別の外貨建て債券を買えばいいだけのことです。
企業にとって最も重要な利益の源泉となるコストの部分について、極めてサラッと流すようなコメントの仕方はどうなのか。しかも、商品を買う側にとっては高いコストです。
まあ、こういうのは別にここに限らないですけど、とりわけこれは個人的には認めがたい商品でした。