旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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EV

2009-06-07 23:28:27 | 
二社からEVの市販車が相次いで登場。価格は400万円以上と、一般の人が購入するような価格帯のものではないですが、これには可能性は感じます。

ガソリンエンジン併用(ホンダなんかはガソリンエンジンが主体)のハイブリット車ではなく、純EVという点が新しいです。

三菱iMiEV(アイミーブ)


富士重工「プラグイン・ステラ」


環境云々ではなく、基本的に自動車として可能性があるし、面白みがあると思います。

例えば、モーターの静粛性とか加速性能などは、これまでのガソリン車とはかなり異なったものであり、車として大きく進化する可能性があると思えるので。

無論、普及に向けての課題は多いです。

まず、価格が下がらないことには普及しません。

なぜここまで価格が高くなってしまうのか。基本的に電池やモーターなどのコストが高いということでしょうか。

まあ、一般の人が買うということでしたら、価格は200万を切ってこないとしょうがないかと思います。

プリウス・インサイトのハイブリット車は一気に価格も下げてきました。
いきなりこれと同様の展開になるとは思われませんが、量産効果等から価格は今後低下ることは確実でしょう。

また、電池そのものの耐久性、安全性、パワーの問題があります。
この性能がどれだけ向上するのか。また価格は低下するのか。電池の交換はどれぐらいで必要なのか。

充電の問題もあります。既にこの市販車で家庭用の電源での充電が可能となっていますが、この時間がどれだけ短縮するのかです。

こうした課題が解決に向かえば、5年程度で、町の中に電気自動車がちらほら見られるようになってくる可能性はあるように思います。

EVは市街地用のガソリン軽自動車の代替としての「高級」なコミューター的乗り物としての位置づけて広がってくるのではないかと思います。

私自身200万ぐらいであれば実際に買ってみたいという気持ちにならないとも限りません。
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山崎元さん

2009-06-07 21:13:58 | 株式投資・資産運用
評論家ということでいいのかどうかよくわかりませんが、山崎氏の著作やBlogはなかなか興味深いもので、Blogの方は時々のぞいています。

最近のでは下記のものが興味深かったです。

「群れない社会主義者」森永卓郎先輩のこと
 森永氏の本には共感するところが多いです。逆に、いわゆる新自由主義的な発想や方向性については共感しずらいです。

山崎氏は「経済政策的には一貫して大きな政府・大きな福祉を指向されている(政治的には戦争反対の「ハト派」だ)」と書かれていますが、こうした方向性が自分自身と一致しているので、共感しやすいのかなと思います。

 株式投資については、私自身は未だに時々「株なんかやってるんか。」と言われることがありますね。上記のような方向性(大きな政府・大きな福祉、戦争反対の「ハト派」)を持っている人というのは、、マーケットでの売買で利益を得ることをなにかしら「博打打ち」的にとらえて、倫理的に毛嫌いするような傾向が強いような感じがします。

 まあ、この社会で生きている限りは、直接的か間接的かの違いはあれど、マーケットと無縁ではいられません(ほとんどの場合)ので、であるならば自分の許容できる範囲で直接マーケットとつきあってみるのはいいことだと思うんですけどね。

 株式投資にとろ商品先物にしろ、失敗してえらいことになってる方もあると思いますが、「ずる」なしという前提であれば、それは自己責任でということになりましょう。


第百回 アクティブファンドに関する事実の確認


これは結局、アクティブファンドはだめっていうことで、こうした主張から影響を受けていることはかなりあると思います。個人的にはコストの高いアクティブ運用のファンドを買うことはまずないでしょう。

弟九十九回 市場の効率性と伝統ファイナンス・行動ファイナンス

この内容も共感するところが多いです。

株式投資を始めてしばらくして「ウォール街のランダムウォーカー」を読みました。やはり「名著」であるという認識は今でも変わりません。
が、同時に「ほんとにそうかいなー」という疑問も日々マーケットを見ていると感じるわけです。その答えの一例がこの内容です。これがすべてではないと思いますが。
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