鳥獣戯画展 写真等
豊国神社の銀杏です。朝日をあびてきれいです。7時50分頃。
博物館の西側の豊国神社は、今回は一時預かりの駐車場として利用。150円/30分で、そこそこリーズナブルかな。
横には小さいお稲荷さんの社があり、さらに奥は方広寺の鐘楼です。かの有名な、方広寺鐘銘事件の鐘ですね。
こちら、国宝の唐門です。伏見城からの移築とか。
なにかアンバランスというか、豪華すぎるという印象もあります。
豊国神社は、できれば宝物館にも行っていただきたいです。
宝物館自体の展示設備はしょぼいですが、豊国祭礼図屏風はなかなか強烈な屏風です。
こちら参照。
秀吉の馬印「千成瓢箪」にちなんだ瓢箪形の絵馬
博物館の西側の門です。時間が早いので、まだあいていません。帰りはここから出てきました。
鳥獣戯画を見てでてきたら、こんなことになってました。
まだ、これ、11時前ぐらいです。つまり、今から並ぶと鳥獣戯画との対面まで5時間(!)かかるということですか・・・。
入場制限でもされたかな?。
こんなのが庭のあちこちにありました。
これは新館の中から噴水の方を見たところ。なかなか綺麗でした。
豊国神社に戻ってきたら、ちょうど結婚式を終えられた新婚さんに出会いました。
天井が開く寿タクシー。
鳥獣戯画は、多分、手塚治虫にも宮駿にも影響をあたえていると思います。
軽い筆致で、さらさらーっと描かれた勢いのある動物や人々の様子というのは、ある意味、日本の漫画の「原点」でもあるでしょう。
この展覧会は随分人気があったようで、平日でもすごい混雑でしたし、私の周囲でも「それ、見たいですー。」という人がかなりおられました。
わかりやすいですし、まあ、それもわかる感じがしました。
鳥獣戯画のある高山寺というお寺は、神護寺のさらに少し奥で、かなりの山の中です。
鎌倉時代の華厳宗の僧、明恵によって再興されたお寺です。高山寺には日本最古の茶園があったりしますし、国宝の建物もあります。
秋の紅葉の頃は混雑すると思いますが、それ以外の時は静かなしぶい雰囲気のお寺だと思います。
鳥獣戯画のレプリカは多分、お寺で常時展示しているはずです。
なお、明恵は長く、自分の夢を記録しており、河合隼雄さんがそのことで本を書いてますね。
また、華厳宗の僧であった明恵は、当時の「はやり」の浄土真宗などにはかなり批判的だったみたいです。
次の京博の展覧会はは、狩野派の襖絵とかだったかな。