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IPO神戸物産が1000株来てしまいました(1)

2006-06-01 19:31:06 | 株式投資・資産運用
IPO神戸物産が1000株来てしまいました(1)

 景気回復傾向は続いてるとか言われてますが、株価の方は調整局面。伏見の光のPFも3月末の水準からは6/1現在で10%以上の下落となっています。

 景気回復の実感というのは、給与所得が増えないこともあって(公務員の賃金抑制政策もあり、当分増えない・・・)あまりないですが、去年に欲しい自動車が買えたのは株価上昇による資産増大によるところが大きいため(どちらにしろ車の買い換えはしたと思うけど、株価上昇がなければ今の車ではなかったと思います)、こういうのはやはり景気回復につながるんだろうなという気はしました。

 で、そんななか、新規公開銘柄の公募株がまとめて来てしまいました。

 3038株式会社 神戸物産

大証2部で売買単位は100株。公募は5050円の上限で決まっています。これが大和の支店に1000株のブックを入れたら全部来てしまいました。とりあえずの投資額は505万円。一つの銘柄への投資額としてはこれまでで最大となります。
 この銘柄、支店へは「ぜひ取って」とプッシュした銘柄でもあります。しかし、複数単位来るというのは十分にありえるとは考えていましたが、1000株まとめてはちょっと想定外でした。まあ、100万とかであれば別になんということもないのですが、500万というのは短期にせよ感覚としてはポジジョンは過大です。ここでどう対応するかは今年の株式投資、資産運用で一つのポイントにはなりそうです。

 公開日は6/8です。ここでは、このIPOに対してどう対処するか考えておきたいと思います。

 神戸物産の基本データはトレーダーズ・ウェブのここに載っています。
 

 神戸物産と言っても??でしょうけど、「業務スーパー」といえば、「ああ、あれね」と思う人も多いと思います。他の事業も若干はあるようですが、基本的にここは「業務スーパー」。企業名も「業務スーパー」にすればいいのにね。

 IPO銘柄はマネックスに載っているFiscoレポートをだいたい概観します。ここではこれも参考にしつつ、基本的なマイナス要因とプラス要因を考えてみます。

 あ、ちなみに6/8はこのFISCOの公開日でもあります。マネックスにはFISCOのFISCOレポートは載っていまいせん。そりゃそうだろ(^_^;)。自社でAgressive!とかしたらそりゃまずかろうて。
 こちらは品薄で個人投資家は簡単に手に入りません。初日、値つかずも想定されるような宝くじ系ですので、ま、関係ないと。あ、脱線した・・・・。

えーと
マイナス要因

・調達額が100億超と大きい。
・公開市場が大証二部でマイナー。注目されにくい。
・業態がスーパーで地味・・・。
・100株単位、公募で50万超は個人投資家には注目されにくい。
・株式市場の地合いが厳しい。
・予想PER28倍は同業他社との比較で割安感はない。

と、まあ、普通に考えればこうした点ですな。

続きはまたあとで。





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