山西冬彦ほぼ週刊トライアスリート通信

65歳を過ぎたおじさんのトレーニング&レース&エトセトラ

椎名町駅~自由学園明日館~目白の徳川ビレッジ~Patagonia~椎名町

2021-09-27 10:23:32 | まち歩き

2021年9月20日、月曜日、敬老の日、晴れ。この日は夏日。

とってもいい天気だった。

Y沢隊長を訪ねて葉山にでも行きたいところだったが緊急事態宣言が解除されていないので、近場で楽しむことに。

ということで、この日は同じ沿線にありながら、これまで訪れたことがなかった「自由学園の明日館(みょうにちかんと読みます)」(フランク・ロイド・ライド設計)に行ってみた。

建物は想像していたよりもかなり小さかったがヒューマンスケールで落ち着く空間だった。

建物をひと通り見たあと、14時から講堂で建物に関するレクチャーがあるというので、せっかくの機会なのでお話を聞いてきた。

建物は1921年に建設され、平成元年(1989)9月より大規模な改修工事が行われた後、平成9年(1997)5月に重要文化財に指定された。大規模改修が行われる前は相当建物が傷んでいたようで、特に雨漏りがすごかったらしい。

詳細はHP → https://jiyu.jp/

レクチャーの最後に昔の映像が流れた。

創立当初は女子部高等科(3学年)のみだった。生徒たちには自治の精神を植え付けるため、学校給食の対応(食材の買付、食事の準備等)、学校生活のルール作り、生活用品のリサイクル、その他いろいろなイベントの企画・運営等全てが委ねられた。こういう教育方針はいい。

【おまけ】

レクチャーのあとに直営店舗の「JMショップ」に寄ったら、そこに息子たちが25年ほど前に通った幼稚園の先生たちがしていたエプロンが売られていた。

とてもきれいな柄のエプロンだったのでよく覚えている。ここで買ってたんだ。

うちの奥さんは懐かしんで1枚購入した。

 

 

 

 

 

 

ここでお茶を飲んだ。


自由学園をあとにして、次の目的地「徳川ビレッジ」へ。

徳川ビレッジというのは、尾張徳川家が所有する約7,000坪の住宅地。

約30戸の高級戸建て賃貸住宅、ドミトリー、自宅及びその関連施設からなり、高木に囲まれた緑豊かな環境はとても日本の住宅地とは思えない。いきなり、海外の住宅地に迷い込んだような感覚に陥る。

この戸建て賃貸の規模は、敷地面積が小さなもので100坪、大きいものだと250坪を超える。

延床面積も小さくて50坪、大きいものだと100坪を超え、けた違いにおおきな住戸規模であり、まさに大邸宅街だ。

建物のデザインはいたってシンプルで、築年数は経っているがメンテナンスがしっかりしていることから、エイジングな建物になっている。

もともと尾張の徳川さんは現在のフランス大使館のある敷地に住んでいたが、昭和5年に目白に移ってきた。

以前は、住宅地の入口に「ここからは私有地につき立ち入りを禁ずる」と書かれた掲示板があり、入りにくかったが今回はこの掲示板がなかった気がする(見落としたかな?)。

東京の住宅地に関心のある方は是非。おススメの場所です。

徳川ビレッジの詳細は以下のHPをご覧ください。

http://www.tokugawa-village.jp/about/index.html

 

 

このあと、目白のPatagoniaに寄って、近くにあったお蕎麦屋さんで遅いお昼を食べ、

また椎名町まで歩いて帰宅した。