あの頃(舞台)17

2020-05-02 08:10:22 | 日記
なんとなく、出来てきたような気がする。

自信は全く無いけど、とりあえず『不安』が解消されて、動きも決まって来た…。



そして、先生に見てもらうことに…。

先生は眠そうだ…。

この苦労(?)は、私自身の問題だから、今日のこの乱闘シーンの稽古に、私がこんなに緊張してるなんて、先生は思ってもいないだろう…と思う。

私なりのささやかな苦労話しは、どうでもいい、思うように出来てからの話しなので、とりあえず、頑張った姿を見て貰わないと!

「乱闘シーンから行こうか?」

望むところ❗

「それじゃ、行くよ!…よ~い、GO‼」

パン❗と、扇子で机を叩く。


ドンドンドン❗足音高く歩き出すと、


怒りに真っ赤になった顔で私が…Uの頭をむんずとひっつかむ。


「余計なことをすんじゃない‼💢💢」


髪の毛をひっつかんだまま引きずって回して、ど~んと突き飛ばす。


………うまく行った…。


見学している仲間から拍手がわいた。


「OK❗」


先生からの声。


私は急いでUの側に駆け寄った。


「大丈夫?!」


「うん、大丈夫!いつもより、安定感あったよ。」


良かった~💦💦


「ありがとう!これで行こうね!」


強く手を握った。


先生の顔を見ると、親指で鼻をほじってる。

いいのいいの、これで❗先生が鼻をほじる時は、問題無い証拠だ。