はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

住宅ローン金利

2016-09-04 10:15:24 | 日記
みなさんこんにちは。

今月の住宅ローン適応金利が多くの銀行で上がりました。

金利が上がってしまった…と嘆いているみなさん、大丈夫です(だと思います)。

まだまだこの超低金利時代は続くとはちは予想します。(私個人の予想です)

目先の金利の上下に一喜一憂せず、この低金利時代の恩恵をうまく利用してご計画をたてていただけたらと思います。

今回は住宅ローンの金利の仕組みをお伝えします。

まずは銀行のビジネスモデルです。

低金利でお金を調達→高金利で貸し付け→利ザヤが利益

です。

さて、ここで銀行がお金を調達する金利はどのように決まるのでしょう。

変動金利と固定金利で少し変わってきます。

まずは変動金利から

日銀が政府と連動して、日銀が銀行に融資するときの「政策金利」を決定します。

政策金利は

不景気→設備投資などを促すために低金利に

好景気→インフレ過熱を抑えるため高金利に

ここに+αの利益分を乗せて個人や企業に融資します。

なので変動金利は政策金利に連動します。

不景気→政策金利が低金利→住宅ローンも低金利

好景気→政策金利が高金利→住宅ローンも高金利

変動金利をご利用中または検討中の方は政策金利に注目してください。

続きまして10年以上の固定金利です。

ちょっと端折りますが、結論から書きますと10年物の国債金利と連動します。

日本を相手に取引する(安全と言われている)ものよりも個人に貸し出すにはリスクが伴いますのでそれよりも金利を高めの設定しなければ貸し出すメリットがありません。

そこで国債金利+αが固定金利の金利となります。

国債金利は売り手が多いか買い手が多いかで上下します。

買い手が多ければ低金利でも買い手が付、売り手が多ければ高金利にしないと買手が付かないからです。

よって

国債の買い手が多い→国際金利が低金利→住宅ローンも低金利

国債の売り手が多い→国際金利が高金利→住宅ローンも高金利

となります。

固定金利を検討中の方は長期国債金利の動向にご注視ください。

同じ住宅ローンなのにあちらは下がってこちらが上がる、という現象がたまに見受けられるのはこのせいですね。

基準とするものが違うのです。

まとめます。

政策金利は2008年10月よりずっと0.1%です。

株安、円高傾向が続きイギリスEU離脱騒動、中国経済の減速感などにより景気の不安感がぬぐえません。

消費税増税に向けてどうしても景気を立て直したい今、政策金利を上げることは難しいでしょう。

よって、変動金利は低いままです。

世界経済にあまり良い材料を見いだせない今、有事の際の日本国債と言われたように外国のファンドに日本国債は大人気です。

マイナス金利政策の導入もあり、余ったお金を国債に投資する動きも加速しています。

国債の買い手が多い…ということは、固定金利も低くなる…ですね。

しかしこれ以上の金利の低下も中々見込めませんし、銀行の収益もぎりぎりです。

小刻みな上下を繰り返しながら当面は現在の水準の金利を維持するのではないかと予想します。

私の予想は結構外れますダメじゃん

コメント
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