がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

道南旅行その5 白老 白老アイヌ博物館

2011年09月30日 21時22分59秒 | 徒然

アイヌ博物館。

暮らしの中のすべてに「神」が存在するアイヌの世界。

ここでは等身大のジオラマを中心に紹介。

神に祈りをささげるアイヌの人たち。

杯を持ち、幣(へら=さじ)を浸し、神に祈る。そして酒を飲む。

幣(へら)は人間の言葉を神にわかる言葉に変換してくれる道具だったのだそうだ。

冬、狩りをするアイヌの人たち。

罠をしかけて置いたのだろう。 獲物は・・・

 

 

冬眠から目覚めた熊。

 

漁をするアイヌの人たち。

川の神に祈った彼らは、遡上するサケを採る。

 

 

アツシ(樹皮衣)を作るための生地を折るアイヌの女性。 今回の一番の目的だ。

もっと近くでじっくりと手に取って見たかったが 「手を触れないでください」 には勝てない。

悔しいがこれ以上は近づけない。

 

誰もいなくなったのを見計らって、もう少し近くで見たいと地面に手をついたら

手のひらに砂がべったりついてしまった。 こういうところはご丁寧に砂で復元しなくてもアスファルトでいいのに! と思った。(笑)

 

 

 

 

 

会場をまんべんなく見せてもらい、集合時間が近づいてきたので、残りの施設を慌ただしく見てきた。

せめてもう1時間あればゆっくりとみて来れるのに。

いつもこんな感じでさびしい限り。

 

「屋根葺きに使う 『生ヨシ』 を干していた。 本物って初めて見た。

 

気が付けば、奥にあるチセでもヨシを干している。 さらに家の中では干し終えたヨシをまとめる作業が行われていた。

みんなこうやって時間をかけて、手作業でまめに進めてきたわけだ。

 

夕暮れが近くなり、あたりが暗くなってきた。

湖に空が写りこみ、きれい。

 

クマさんの 「あ・うんの像」 って初めて見たかも。 (笑)

 

 

 

 

ほとんど最初から最後までお互い離れていた同僚と合流。

午後4時前。 集合場所である入口付近。 まだ誰も来ていない。

みんな熱心に見てるんだね、と言いながら、そこで待つことにした。

 

 

 

 

10分経過。

 

 

誰も来ない。 変だと思った。

 

 

それほど広い場所ではない。 私たち以外の6人の、一人として姿を見ないとはおかしくないか?

 

 

でも集合時間は4時。場所はここ。

決められた以上、動くべきではないよねぇ。。 もう少し待ってみよう。。

 

 

 

さらに5分。 M氏から携帯に電話。

 

 

「どこにいるぅ?」

 

「集合場所でずっと待ってるんですけど誰も来ないんです。」

「もうみんな駐車場にいるぞ」

「は?」

 

 

 

急いで会場を出、駐車場へ向かう。

入口にあった土産物屋さん、ゆっくり見たかったのに。

 

 

散々待たせたらしいのでそれもできず。 う~ん残念。

きっと欲しいと思うものがあったと思う。

 

 

駐車場で今かと待つ、同乗者のM氏とO氏。

「すみませ~ん!!」と、急いで車のカギを開け、さて、今夜の寝床へ向かう。


道南旅行その4 白老 白老アイヌ博物館

2011年09月30日 20時48分06秒 | 徒然

天気は上々。 暑くもなく寒くもなく。

ちょうどよい旅。

 

 

撮影の作業さえなければなぁ・・・ (^_^;)

 

 

 

白老アイヌ博物館は、博物館としての建物と並び、ステージとなるアイヌの家が数棟並んでいる。

左手には湖が広がり、なかなか素敵なロケーションだ。

 

 

さて、コタンコルクルの像の足元に立ってみた。

 

 

 

 

 

 

こうしてみると16メートルはでかいね。(笑)

 

足元には小さな流れが作られており、よく見るとお賽銭がここにも沈んでいた。

 

 

足元は人が通れるくらいの空間ができている。 

「くぐったら何かいい事あるかしら」 と、K奥様とくぐってみた。

 

 

 

 

 

 

  ・・・      クモの巣がひっかかった。  (T_T)

 

 

 

 

 

 

 

受け付けを終えた皆が口々に、「好きなところを回りたい」ということから、集合時間を午後4時と決め、各自勝手に回ることになった。 

 

そうこうしていると、放送が流れ、イベントが始まるので見る人は一番大きなチセ(アイヌの家)に集まってくださいと。

見ればアイヌ衣装を身に着けた数人が、手招きをしている。

 

 

思わず

「1時間に一回ですか?」

と大声で聞けば 「そうです!急いでください。」

 

そりゃ大変。 まもなく閉館時間になる。 見逃せば次回はいつになるやら。 慌てて走った。

 

 

チセの中は囲炉裏を中心に少し大きなステージとなっていて、土間で観客がステージを囲むように見るようになっている。

 

すぐにイベントが始まった。

 

最初に女性の挨拶があり、

アイヌの狩りの踊り、

子守唄

天井の梁から木の枝を引っかけ、板をひもで下げた揺り籠に子供を乗せ母が歌い続けるのだ。

鳥のさえずりのような、優しい響きの歌。

次いで、恋人へ思いを綴った楽器の演奏。

ムックリ(口琴)の演奏。

手の動きが早すぎて写真に収められない。設定を変える時間がなかった。

さすがプロ。いい音してた。

最後は皆で輪になって踊る。 時折男性が獣のような声を上げる。

 

一通り終わった後には、男性がアイヌの暮らしについて説明をしてくれる。

昔と違って今はアイヌも、会場となっている『チセ』での寝泊りはすることなく、

携帯を持ち、暖かい家に帰って美味しいご飯を食べ、ベッドで寝るそうだ。

話がわかりやすくて楽しかった。(笑)

 

イベントが終了し、『チセ』を出たみんなはそれぞれに見学を始める。

私はすぐに博物館へと足を運ぶ。


漆黒

2011年09月30日 20時20分40秒 | 徒然

夜 ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然 ・・・

 

 

 

 

 

 

 

突然、浴室の電球が切れた。

真っ暗。

 

 

 

 

慌てて娘に声をかけたが、つい今しがたまで台所で焼きそばを作っていた娘から返事がない。

 

 

 

 

え~~~~!!

 

 

 

我が家は浴室と部屋は隣どうしで、浴室の戸を開けると台所。

 

そっと扉を開けたがやはり誰もいない。

 

しかし流しの明かりがついており、しかたなく浴室のドアを開け放したまま、

シャワーカーテンを閉めた状態で入浴を続ける。

 

 

 

 

先日の民宿での夜の露天風呂を思い出した。

 

これはこれで風流かも。  ← さっきの慌てようはどこへやら。

 

 

 

 

浴室の電球はそろそろ寿命がきていたものを、まだ使えるからと再利用していたものだ。

寿命まっとう。 ご苦労様でした。m(_ _)m


内容掲示

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