がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

海外旅行 ~ ⑦ 山形県 あつみ温泉 たちばなや

2012年03月25日 23時07分02秒 | 仕事/作業

本日の宿泊先。 たちばなやさん。

 

一昨日はセルフサービス研修施設。

昨日は素朴な民宿。

今日は豪華な一流旅館。

 

聞けばここは、昭和天皇陛下が泊ったお宿だそう。 うわ!

こちらのお宿もラリー参加店。 何と 大正時代のお雛様でした。

本日のお部屋は・・

広々とした他人数タイプ。 女性陣5名同室。

隣も同じつくりで、男性陣3名がお泊り致します。

広くて掘りごたつで、部屋風呂は檜風呂で・・ すごいね~。

 

 

持ち込みOKだが、ビールはないとのことで、「買ってきてくれ」とお金を渡された。

旅館入り口前に小さなお店があり、そこが酒屋だと思うから、と。

 

旅館を出てそのお店を訪ねてみたが酒屋さんではなく、そのまま通りへ出て探そうかと思ったが、地理不案内では時間ばかりがかかる。 

旅館へ戻ってロビー入口に立っていたお兄さんに「酒屋さんへ行きたいんですが・・」 と尋ねると、「通りへ出て右側へ行きます」 「ありがとうございます。 行ってきます。」

 

橋を渡り、通りへ出かかったところへ、後ろから「お客様!」 と声をかけられた。

見れば先ほどの旅館のお兄さんがマイクロバスを運転し、窓から声をかけたのだ。

「お乗りください。酒屋さんは少し距離がありますので」

 

あぁ、助かった。 こんなところでも 「いいホテル・いい旅館」 のイメージができあがる。

お言葉に甘え、乗せてもらって、ついた酒屋さんは何と先ほどラリーの1件目となった酒屋さん。(笑)

さっきのおばちゃんはいなかったが、何だかおかしかった。

再びバスに乗せてもらって旅館へ戻る。 ありがとうございました。m(_ _)m

 

夕食は6時から、用意された部屋での会食だそうです。 何と贅沢な。

 

皆が席に着いたときのお膳はこうです。

 

 

その後は、お献立表の流れに沿って・・

 

 

次から次から出てきます。(^_^;)   ここでも食べきれずに残した。 あぁ、もったいなや。

 

中間で、「なんか変」と私・同僚・W女史。

出てくるメニューが献立表と合わないのだ。 だが、どれがどう違うのかわからない。どれも素晴らしいお料理なので、見ている姿と命名された料理名が、どれがどれだかわからないのが正直なところ。

だがさすがに、タラバガニ が出てくるはずのメインディッシュで、牛ステーキが出て来たところで、「やっぱり変ね」 となった。

もちろんそれで文句をいうつもりはない。 十分に美味しいものばかりで文句を言う筋合いはないからだ。

だが〇〇さんは「やはり言うべきだ」と指摘。 仲居さんに伝え料理長に伝え、最終的には入替が行われた。

まぁ、いいんじゃないか と思ったのだが。 これもまた旅の面白さなのかしら。(旅館側はてんてこ舞いだったろ)

 

満腹になって、部屋に戻ると既に布団が敷かれていた。

さぁ、お風呂お風呂!

 

女性陣皆、お風呂戻り後、さっさと布団に入ってしまった。 私? 眠れません。 午後11時。

ipad持ち出し、窓側へ移動しふすまを閉めて、午前2時頃までネットやってました。

 

 

19日。 朝風呂へ行く人もいたけど、かえって疲れるので私はパス。

7時。朝食の時間です。

左上の鉄鍋には、大根と厚揚げのお味噌汁。 右上の陶板焼きの中は豚肉とえのき、玉ねぎとピーマンが入っていました。

食事が始まると同時に、ライターで燃料点火。 お味噌汁は自分で取り分けて頂きます。

 

 

出発時間まで少しあり、「天皇陛下の泊まった部屋をぜひ見たい!」と (あたしそうでもない) 

ホテルフロントに聞くと、離れに宿泊者がいるので中は無理だが廊下までなら案内しますって。

 

初回、3人と同行した。 次に、見れなかったK奥様に引っ張って行かれた。 さらにその次に、見れなかったM奥様に引っ張って行かれた。 私は結局、3回見に行ったことになる。

あとの2回は、1回目にホテルスタッフに聞いた説明を、「まるで私がその時居たような」説明をして差し上げまして。(笑)

 

午前10時。チェックアウト。

再びKご主人の運転で、一路新潟空港へ向かいます。

 

途中、道の駅神林へ立ち寄り、皆それぞれに買い物。 ちょうど、手造りの炊き込みご飯やおにぎりのパックなどが売っており、お昼はどこにも寄る予定もないので、車内で食べるつもりでお弁当を買うことに。

 

 

 


海外旅行 ~ ⑥ 山形県温海 あつみ温泉 街めぐり

2012年03月25日 21時52分42秒 | 仕事/作業

足湯カフェ。

玄関前に足湯を使わせてもらえるつくりになっている。 何人かが実際に使っていて気持ちよさそ~。 足湯はタダだそうだ。

 

 

中へ入ってみると、工芸品などがビッチリ飾られている中に、テーブルや小上がりが作られている。

なんか素敵な場所、見つけちゃったねぇ。 言いだしっぺなので責任あったけど、皆には顔が立ったわ~、よかった。

カフェというだけあって、料理屋ではないので、食べ物メニュー山ほどはなかった。

おもしろかったのは 「あたたかいメニュー」 → 「あっちぇな」 、 「冷たいメニュー」 → 「はっこいな」 という言葉。 へぇ、ここらの方言なんだ~。

 

メンバーは、ドリアかパスタ、私とI先生はそれほどお腹がすいていなかったのでコーヒーを注文。

食事が提供される間、店内を自由に見て回る。 いろいろな作品が展示され売られていた。 楽しいね、ここ。 失敗したのが、商品のアップばかり撮影して、店内の写真を撮ってなかった。

 

トイレへ行くまでの通路がガラス張りになっていて外を見ることが出来たんだけれど、面白いものを発見。

 

外の枝には、『ミノムシ』 がいくつかついていた。 遠軽近隣ではほとんど見る事が出来ない。

ところがさ。(笑)

 

黄色い矢印は、外の枝についている 普通のミノムシ。

ところが、緑の矢印の子は、何を勘違いしたのか、ガラス窓に張りついているのよ。(笑)

新種のミノムシちゃんかしらね。

 

 

 

さて、外へ出て、運転手Kご主人は、すぐ近くにある宿泊先へ車を回すことに。そして私たちはせっかくだからブラついてみようかと歩いて散策を始めた。

ここも山あいにぎゅうぎゅうに立てられた家の間を道路が走っている感じ。

手にしたパンフレットに「市場」の案内があり、おもしろそうだから行ってみようということになったのだが、該当場所にはそれらしきものはなく、『市場事務所』なるところに聞いてみようと訪ねて行った。

だが、ケンモホロロの対応で (どうも夏の間しかやってないらしい) 少々憤慨気味で隣の酒屋さんへ聞いてみようと入った。

すると、年のころ50半ばか威勢のよいおばちゃん(同じ年とは思いたくない(笑))が応対してくれ、町では「ひな人形」を見るスタンプラリーが開催されており、ピンクののぼりの立っている店を5件回ってスタンプを押してもらい、観光協会へ行くとくじ引きで景品があたる。

 

「せっかくだから景品もらっていきな!」

 

ひな人形を見ていきな、ではなく、景品もらっていきな。半ば強引にスタンプ台紙を一人一枚持たされた。

本末転倒で面白い。(笑)

そこで初めて今やっているスタンプラリーを知り、このあたりの「ひな祭り」が北海道より1か月遅い4月3日と知った。

 

1件目 酒屋さん。

ひな人形は100年ほど前のもの。

写真の飾りは妹さんが器用な人で皆、手造りだそうだ。素晴らしい。

せっかくなので、目についた地酒を1本購入。 もちろん私はお酒は飲まない。ビールは飲むけどね。

これは、運転手を務めてくれたKご主人にプレゼントするつもりで買った。

 

2件目。 お向かいにあった旅館。

昭和30年頃のもの。 飾られていたひな壇の一つに

ちりめんで作られた、これも手造りの品。 みんな「う~ん、すごい!」 と唸る。(笑)

そして玄関に飾られていたこのお二人。 かわいい!

若いご主人は結婚したばかり。 式の時に友人が作って贈ってくれたものだそうだ。

せっかくなので、ご本人をパチリ。

 

3件目。 こちらもお宿。

 

昭和20年頃。 こちらのお宿は、

宝暦っていつだ??

調べてみたら 1751年から1763年までの間。  250年以上前!! すご!!

 

3件目。 お菓子屋さん。

昭和一桁だそう。 80年以上前。 

ここで同僚、お土産お買い物。

 

このお店を出た所で、道路の向こう側を歩くM夫婦・K夫婦の4人組を発見。

走り寄って、スタンプラリーの話をし、たまたま最初の酒屋さんの近くだったので 「あそこで紙、もらったらいいですよ」と。(笑)

 

 

4件目。 「どこにする?」 と言いながら歩いているところへ、目の前の玄関から突然現れた女性。

ビックリした~。 で、ここが4件目となった料理屋さん。

 

「どうぞどうぞ」 と招き入れられ、入るなり目に飛び込んだのは天井までの大岩。 室内だよ?

「うわ! 立派な・・」

2階へあがり、そこがお店で、素敵なセンス。

そこにも大岩。

え・・もしかして・・

「はいそうです。裏山の岩をそのまま家の一部として取り込みました。 」

岩の表面にしみ出している水は、裏山から流れる石清水なのだそうだ。 すご~い。

明治初期のものだそう。

こちらでもう一つ目を引いたのが・・

新聞を勧めてくれるこちらのマスター。

紫のサングラスは後からつけくわえたものだろうけど、すっとぼけた表情と、まるで口紅を塗ったような色っぽい口元。

「おじさん、お化粧上手ですね・・」と突っ込みたくなる。

まだ他にも、壁一面に美しい緑の着物を貼ったり、直径1メートルを超す大皿を小上がりに飾っていたりと、見るもの見る物ビックリ続き。

これらを集めて飾る女将さんのセンスに脱帽。(笑)

 

5件目。

 

アジアアロワナが泳ぐ水槽を左に、

昭和40年頃のもの。

 

5つのスタンプを無事に集めて、通りにある観光協会へ行けと言われた。 

「日曜なのに、開いているんですか?」

「大丈夫。行ってごらん」

さっそく I先生・W女史・同僚・私の4人、観光協会探して歩き出した。

 

すぐに見つかり、入ると若いお姉さんが ガラガラを回してくださいという。

お一人様1回ずつ。 

くじ運悪い私は、

飴1個。(^_^;)

でもW女史が2等が当たって、お菓子を交換してきた。

そこでもガラスケース内にひな人形が飾ってあった。

 

 

 

さて、十分に楽しませてもらった後は、今日のお宿にチェックインしましょ。

あつみ温泉 たちばなや さん。

なんか 「由緒ある」 ~ って感じだよねぇ。


内容掲示

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