化合・・今野敏・著 (講談社)
2009年11月2日~2010年6月13日までの新聞掲載小説です。
内容は、1990年6月14日未明の110番通報から始まります。
事件解決(犯人逮捕)までの数週間の内容です。
2009年11月になぜ、20年前の殺人事件を舞台に・・・・・?
読むと分かりましたね。
化合 (今野敏・著)・・・・小説の内容は・・・・。
日本の刑事裁判の有罪率は、99パーセント以上です。
起訴するか しないか を決めるのは検事です。
検事が、犯人だと思ったら起訴します。
検事は裁判に有利な証拠しか採用しません。
検事に都合のいい証言、都合のいい証拠を裁判に提出します。
検事が起訴した被疑者は、99パーセント以上有罪になります。
先進国では飛びぬけた数字です。
裁判官は無罪にするやり方を教わっていません。
裁判官は有罪にすることしか考えていません。
自白をひるがえすことは出来ません。自白は最大の証拠です。
起訴率は66パーセントです。
先進国では考えられない最低の数字です。
自白がなければ起訴しません。
(小説に書かれています)
ピンときましたね。
足利事件の冤罪事件です。
足利事件の捜査を批判している小説だと思いました。
足利事件とは、1990年5月に発生した殺人事件です。
2009年5月のDNA再鑑定により冤罪事件と判明しました。
化合・・今野敏・著(講談社)は、
2009年5月に、冤罪事件と判明した後に書かれた小説ですね。
1990年6月14日に起こった殺人事件が解決するまでの小説です。
足利事件に、滝下洋造刑事が居れば解決していたかも~!(笑い)
亀ちゃん、小野さん、【化合】を読んだぁ~?
小野さん、スナックのママさんが入院中だそうです。
ママさんが退院されてから飲みに行くそうです。
藤田さんのおごりで。
? 9月の野の花
? 9月の野の花