魂でもいいから、そばにいて。 =3.11後の霊体験を聞く=
奥野修司・著 (新潮社) ¥1400円(税別)
・・・・・・でも、どうしても伝えたい。
死者、行方不明者18,000人余を出した東日本大震災。
その被災地で、不思議な体験が語られている。
「お迎えって信じますか?」と、奥野修司氏。
「お迎え率って知らないだろう。うちの患者さんの42%がお迎えを経験している。
お迎えをしらない医者は医者じゃない」と、岡部医師は吐き捨てた。
の書き出しで始まります。
6402名もの死者を出した阪神淡路大震災。
しかし、霊体験が語られることはありませんでした。
阪神淡路では無かった東日本大震災後の不思議な話、悲しい話です。
大切な人を失った遺族には何年たっても復興はないのです。
熊本地震で、自宅を再建できない高齢者も復興はないのです。
震災後の不思議な話。 宇田川敬介・著 ¥1200(税別)
幽霊? 怖い! とんでもない。
大切な人の霊は怖いどころか、それと会えることを望んでいるのです。
大切な人に、会いたい、会いたい。
今、熊日新聞土曜日の夕刊に「黄泉がえり・アゲイン」が連載されています。
映画にもなった 「黄泉がえり」 梶尾真治・著の続編です。
加藤清正が黄泉がえり、御船恐竜が黄泉がえりました。
亡くなった人に”会いたい” ”会いたい”と願うとかなうそうです。
「黄泉がえり」は、黄泉がえった人々が、熊本地震を防ぎました。
「黄泉がえり・アゲイン」は、平成熊本地震後の物語です。