富田元治のブログ

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樹氷の雲仙 普賢岳 2011年 1月27日

2020年12月28日 | 九州の山歩きと山野草

樹氷の雲仙・普賢岳 (九州百名山)

【山行日】2011年1月27日(木)   【山行者】ななこさん、gangeeの二人

【コース】仁田峠登山口→妙見岳→国見岳→普賢岳→あざみ谷→仁田峠登山口 (周回)

【時間】仁田峠登山口発:9時10分→妙見岳着:9時50分→

              →国見岳着:10時30分→普賢岳着:11時15分→
    →あざみ谷着:11時55分→仁田峠登山口着:12時10分 

    (3時間の雪山歩きでした。)

樹氷を見に雲仙・普賢岳に登ってきました。
仁田峠登山口からロープウェー山上駅を目指して登りましたが、樹氷は全く見えません。
高度を上げると、パラパラと枝の先っぽに申し訳なさそうに付いています。

融けてしまっているようです。土日曜日に、また寒波が来るようです。
しゃない、寒波の後、また出直そうと思って登っていました。
ロープウェー山上駅を過ぎ、妙見岳神社を過ぎた頃から、

目の前に樹氷のトンネルが現れました。
来週、また来なくても良くなりました。(笑い)

 

 

雪の登山道&ロープウェー山上駅 雪の登山道

展望は抜群ですが・・・・樹氷は・・・・? 

雪は残っていますが・・・・樹氷は・・・・。
この地点では、来週また来ようと思っていました。(笑い)

 

 

樹氷の登山道 樹氷の登山道

『雲仙岳の樹氷を見に、熊本から来ました。

全世界に雲仙の素晴らしさを宣伝します。』
と、妙見岳神社にお願いしました。

ところがどうでしょう・・・・・。
妙見岳神社を過ぎた頃から、にわかに、樹氷のトンネルでした。(笑い)

 

 

国見岳へ登山道 国見岳へ登山道

妙見岳山頂の5mほど手前の登山道が崩壊していました。

進入禁止のプレートが立てられています。
私一人なら妙見岳の山頂を踏んだんですが・・・。

滑落して死んでいたかも・・・(笑い)
ななこさんの的確な指示と、立看板には従いましょう!
国見岳をめざして、急登の登山道を登ります。

妙見岳、平成新山が間近に見えています。

 

 

登山道 国見岳の山頂

山頂間近の樹氷のトンネルを抜けると、国見岳の狭い山頂に飛び出します。
狭い山頂ですが、展望は抜群です。

平成新山、妙見岳、360度のパノラマです。

 

 

登山道&妙見岳 登山道

国見岳山頂から、国見岳分岐点まで引き返します。

登山道を上から眺めると、樹氷がびっしりですね。

 

 

普賢岳へ登山道 普賢岳へ登山道

普賢岳分岐点(もみじ茶屋分岐)から、普賢岳をめざします。

普賢岳は、平成新山の特別展望台です。
もみじ茶屋分岐から、普賢岳山頂まで樹氷のトンネルでした。すごい~!

 

 

登山道 普賢岳神社&平成新山

山頂直下の普賢岳神社、ここの樹氷が最高に綺麗でした。
樹氷並木の先に、噴煙をあげている平成新山が中央に見えます。
樹氷並木と平成新山を見に行きましょう~! 

感動する風景です。

 

 

平成新山 普賢岳山頂&平成新山

普賢岳山頂に、お二人登山者が居られました。

お二人さんとも、私達と逆コースを登って来られていました。
逆コースの普賢岳→国見岳→妙見岳が楽ちんかも~?

ロープウェー沿いに登るのはしんどいですね。

 

 

あざみ谷へ登山道 あざみ谷へ登山道
普賢岳山頂から、分岐点に戻り、あざみ谷に下りて行きます。
薊谷(あざみ谷)、もみじ茶屋、おしゃれなネーミングですね。

 

 

あざみ谷 仁田峠登山口

初めて雲仙岳に登ったとき、薊谷が読めませんでした。

薊谷(あざみだに)と読みます。
おしゃれでロマンチックな名前が付いていますが、広場でした。(笑い)
あざみ谷から雪の残る平坦な登山道を歩くと、

あっと言う間に仁田峠の登山口でした。
わずか3時間ほどでしたが、満足、満足の雪山歩きでした。

【おわり】

 


蛇足:有明海で発生した霧が雲仙・普賢岳に吹きつけられ、

そのまま氷結したのが霧氷だそうです。
霧氷は透明で、太陽にキラキラ輝き、風が吹くと、

ぶつかり合って音を立てるそうです。


霧氷 夏樹静子、著:(P28)で、

霧氷と樹氷の違いをタクシー運転手が話しています。

雲仙・普賢岳の霧氷を見るには、風と霧が出て、

しかも気温が下がった日に即登らないと
霧氷は見られないと、小説の中でタクシードライバーが話しています。


樹氷は五木寛之:著です。(笑い)

雨氷はgangee:著です。(うそ)


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くじゅう連山 九州本土最高峰・中岳登山 2011年 1月18日

2020年12月28日 | 九州の山歩きと山野草
 

九重連山 九州本土最高峰・中岳の氷結した御池 2011年1月18日


【山行日】2011年1月18日  【同行者】ななこさん、うさちゃん、gangeeの3人


【コース】牧の戸峠登山口→中岳の御池(みいけ) ピストン登山


【時間】牧の戸登山口発:10時→久住別れ避難小屋着:12時→御池着:13時→

    →牧の戸登山口着:15時

九重中岳の御池(みいけ)が完全氷結しているとの情報で、御池に行ってきました。
熊本市内は青空の見えるいい天気だったんですが・・・・・。
牧の戸峠に着くと、ガスがかかり、何にも見えません。

数名の登山者が諦めて下山されていました。
第2展望台まで登ったが、全く何も見えない、と言われていました。

九重温泉(山渓の湯)にでも浸かって帰ろうかぁ~!
と、私はすっかり温泉モードになっていましたね~! ところが・・・・。

単独行の男性が登山を開始されました。すぐ、影響を受けます。
”行くよ~!”アイゼンを付け、ガスの中を登り始めました。

では、温泉モードから登山モードに切り替えて登った中岳の御池登山レポートです。
中岳はみいけ、大船山はおいけ、と読みます。


何のこと分からない?九重山群に興味がありませんね!(笑い)

牧の戸・駐車場 牧の戸・駐車場

瀬の本高原レストハウスから、ノーマルタイヤでは走れませんね。
スタッドレスタイヤorタイヤチェーンが必要です。

ちなみに、私の車はスタッドレスタイヤです。
牧の戸峠の駐車場も除雪されていません。注意が必要です。

 

 

 

牧の戸登山口の樹氷のトンネル 第2展望所
ガスの中、ななこさん、うさちゃん、と御池を目指して登ります。
雪山が初めてと言うより、山歩きが初めてらしい うさちゃんは感動の連続です。
こんなに感動してもらうと、同行した甲斐があると言うものです。(笑い)

 

 

 

登山道 沓掛山から

沓掛山を過ぎる頃から、青空が見えてきました。目の前に銀世界が広がります。
北海道育ちのななこさんが言います。

『雪は見飽きるほど見ていますが、山の雪景色は感動します』と。
街の雪景色を見たことの無い私は比べようもありませんが・・・・。
山の雪景色、自然界の雪景色、感動しますよ~! 

綺麗の一言ではないですね。二言です。(笑い)

 

 

 

沓掛山を振り返ります 登山道

沓掛山の山頂で、カメラマンの親子さんと出会いました。
『晴れてきたので、また登り返して来ました。

陽を浴びるとまた綺麗ですね~!』でした。

 

 

 

登山道(前方の山が久住山) 登山道(星生崎)

キョロキョロ、うろうろ、振り返り、ゆっくり時間をかけて、

雪景色を目に焼き付けてきました。
うさちゃんが言います。『私じゃないみたい』と。

ウ~ン???です。
『私がここに居て、こんな雪景色を見るなんて、夢にも思わなかった!』

 納得です!
なにしろ、天国の風景ですから。天国に居るようなものです。(笑い)

 

 

 

登山道 久住分れの避難小屋&バイオトイレ

先日より、ちょと色黒になった久住山を見ながら、避難小屋で食事休憩です。
避難小屋も貸切でした。

おにぎり、インスタント味噌汁、カップ麺、何でも美味しいですね。

 

 

 

登山道(九州本土最高峰・中岳へ) 登山道(前方は空池)

お腹も一杯になり、中岳(九州本土最高峰)の御池を見に登山開始です。
御池は、完全氷結しているそうです。

中岳に池があることを、うさちゃんは知りませんでした。
空池に沿って御池に登って行きます。

空池の上に池があるのです。不思議ですね!

 

 

 

御池(みいけ)&中岳 完全氷結した御池
御池は完全氷結しています。お二人さんは恐る恐る池の上に乗ります。
ななこさんは、氷が割れ、この池に落ちた人を知っているようです。
氷の上に乗るとき、思い出したんでしょうね!怖がっていましたね。(笑い)

 

 

 

御池(撮って頂きました) 御池ですってんころりん

御池に着いた時、中岳は見えていましたが、遊んでいる間にガスが出てきました。
時間も押していますので、中岳山頂は諦め、下山しました。

うんちくを一つ。 御神渡り(おみわたり)

氷結した湖面が更に冷やされることにより氷は収縮し割れ目が生じる。
その割れ目に露出した水面が空気により冷やされ氷結する。
その後、湖面の温度が上昇すると周囲の氷は膨張し割れ目に張った氷を押し潰す。
すると、氷がせり上がった状態が湖面に出来る。
氷がせり上がった状態を御神渡り(おみわたり)と言います。


九州では、ここ御池だけに現れる自然現象です。

うんちくでした。【おわり】


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