「生きたいと思ってしまったんです。それで連絡しました」。
「生きたいと思ってしまったんです・・・・」。
「自己責任論が広がって、生活困窮者に『困っている』と、
言わせないよう押さえつける世の中になってしまった。
誰も頼る人がいなくて、すごく苦しみながら、
それでも頑張って生きてきた。
社会は彼らに追い打ちをかけちゃいけない」。
コロナ禍の東京を駆ける。生活困窮者支援日記。
生活困窮者支援団体「つくろい東京ファンド」の
小林美穂子さんが表したドキュメントです。
お金持ちの国、日本国には 『貧困』 の2文字はありません。
日本政府が『貧困』を認めていませんから。
民主国家・日本には、貧困は存在しないのです。
『日本に貧困は無い』 と言い続ける日本政府を、
多くの国民が支持しています。
貧困の無い国・日本に、平均年収186万円の人々が930万人もいます。
アンダークラスと呼ばれる人々です。
日本政府は、アンダークラスの人々を 『貧困』 と認めません。
貧困を認めたら、世襲社会を認めることになるからです。
政府が認めない貧困が存在し、その貧困は世襲化されています。
日本版・新カースト制の世襲社会が完成しているのです。
貧困を救えない国・日本。
当たり前です。日本には貧困は存在しないのです。
貧困は存在しませんが、新カースト制が存在します。
早い話が、貧乏人は、子子孫孫まで永久に貧乏人です。
政治が創りあげた自己責任社会・日本です。