SAF1、殊勲の8位1ポイント

 昨年の開幕戦、スターティンググリッドにそのマシンを並べただけでも奇跡と言われたチームが、1年後にはポイントを獲得するまでに成長したのだからまったくの驚きである。

 たかが1ポイントと言う無かれ。フェラーリ、マクラーレン、さらにBMWザウバーを加えて今シーズンの3強とするならば、3チーム6台が上位6位までを独占し、残る入賞枠は2つしかないのである。

 今シーズンのF1をフェラーリ、マクラーレン、BMWザウバーの6台をカテゴリ1、残る8チームをカテゴリ2と考え、2つのカテゴリが混走するレースと見ることも出来る。となると7位はクラス優勝、8位はクラス2位の表彰台ゲットと言うことになるな。

 カテゴリ2にもルノー、トヨタ、ホンダという名だたるワークスチームがいる。プライヴェターとは言え、トヨタエンジンを搭載する名門ウィリアムズもいる。その中でのF1挑戦2年目のSAF1が、同じエンジン、トランスミッションを搭載するワークスホンダに先駆けてのポイントゲットである。これを殊勲と言わず何とする。と言いたいところだけれど、ライッコネンのリタイヤによってたまたま空いていた最後の1席を得るという幸運にも恵まれていたわけだ。それにしてもワークスホンダの情けなさよ。

今日の1枚は、昨日に引き続き都内某所でのショット。
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