唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
民主主義
スコットランドの英国からの分離・独立の是非を問う住民投票が、開票の結果、反対多数で否決された。その結果を受けて、独立賛成派を率いてきたサモンド・スコットランド自治政府首相が支持者に向けて「民主的な決定を受け入れる」と述べ敗北を認め、一方、キャメロン英首相は「今は英国を一緒に前に進める時だ」と和解を呼び掛けたとの報道。
政情が不安定な国においては、選挙が公平に行われなかったとか、開票作業で不正があったとか、理由はともあれ投票自体の無効を訴えるような騒動が度々伝えられるが、さすがに大英帝国、大人な反応である。
イギリス(英国)の正式名称は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」であったと記憶しているが、グレートブリテンの中にイングランド、ウエールズと共にスコットランドがるのだな。そのスコットランドの独立を問うた国民投票だった訳だが、例えば日本の場合だと沖縄県の国家としての独立を問う国民投票と云う事になるのだろうか。
果たして日本においてはこのような事が起こり得るのかどうか、法律的にはどうか、県民感情的にはどうなのか、これまで考えたことも無かったけれど、歴史的文化的土壌や基地問題やらを考えるとまったく可能性がない事でもないのかも知れないし、我が身に置き換えてもう少し考えてみることの必要性を感じた、スコットランド独立問題であった。
「恩田の森Now」
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
13日に撮影した写真を掲載いたしております。初秋の森の様子をどうぞご覧ください。
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