攻撃してはならない重要施設を指定、公開

 国の重要な施設などの上空で小型無人機(ドローン)の飛行を禁止する法律案が衆議院を通過したようだ。法案では、テロなどに使用されるおそれがあるドローンやパラグライダー、ハングライダーなどが規制の対象で、国会や総理大臣官邸、最高裁判所、皇居など、国の重要施設のほか、原子力発電所などの上空の飛行を禁止すると云う。違反者には、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられるらしい。

 と云う事はだ、テロリストを始めとした日本国を困らせようとしている輩は、この法律によってドローンの飛行が禁止されている場所を狙って攻撃をすれば、その目的を達成することが出来ることを意味している。まぁ、フツーの常識人がちょいと考えれば、どこを攻撃すれば良いのかすぐにわかると云えばわかるのだが、今回の法律では、ここを攻撃してはいけませんと、テロリストにわざわざ教えている訳だな。何とも間抜けな法律だ。

 近頃起こる犯罪について、その手口が事細かに報道される。人を殺すための薬物にはこう云う物がありこのようにすれば手に入る、あるいは入手が容易なあれとこれを混ぜれば作れる。3Dプリンタでも殺傷能力のある拳銃を作ることが出来る。密輸入するための方法にはこんなものがある。スカートの中を盗撮するためには、先が尖った革靴の先に小型のカメラを仕込むと良い等々。書きだせばきりがない。

 知る権利や情報公開、報道の自由を声高に叫ぶのも良いが、その事が模倣犯を作り、犯罪を誘発することになっている側面もあることに、今少し思いを巡らす必要があるのではないかと、郷秋<Gauche>は思うぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて恩田の森のやまゆり。1メートル程に伸びた決して太くはない茎の先に大振りな花を幾輪もつけるので茎はすぐに倒れてしますが、地域の自然保護活動をしている方々がその茎に支柱を添えてくれています。

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