F1はスピードが命

 レースなんだから当たり前と云えば当たり前の話だが、F1は速くてこそF1。昨日はシルバーストン。モナコと共にF1伝統の一戦。昨年辺りからレギュレーションの関係からスピードとエンジン音のボリュームが下がり魅力が失われたF1。エグゾーストノートは相変わらずしょぼいけれど、速さの点では名うての高速コースのシルバーストン、久し振りに楽しませてもらいました。やっぱり高速コースでのレースが面白い!

 昨日は終盤に雨が降って来てのドタバタが面白さを増してくれたね。スタート直後のアクシデントも、まぁ、レースですからあんなものでしょう。大体がですよ、アクシデントが起こりがちなテールエンドからスタートしなければならないほどに戦闘力に欠けるマクラーレン・ホンダが悪い。ワールドチャンピョン二人をドライバーに迎えてこの体たらく。モナコでバトンが8位に入り、ここからスタートかと思ったのもつかの間、またしても動くシケインと化したマクラーレン・ホンダだ。

 フェラーリもマクラーレンもウィリアムズも、長くやっていれば勝てない時期が続くこともあった訳ですから、ホンダがF1に復帰したからと云ってすぐに勝つことが出来ないのは自明。しかしですよ、9列目からの発進とか、周回遅れとか、そう云う事は名門チームには無かったはず。自己都合で参戦しては止めを繰り返して来たことが原因だと郷秋<Gauche>は思うのです。「ホンダには走るDNAが」などと云う都合の良いイメージを作っておきながらこれまた都合の良い理由を作って休止。これじゃあだめです。F1がダメでも市販車でもうかりゃいい、ヒコーキもあるじゃぁ、勝てません。F1はそんなに甘くない。本業が傾くくらいの人と資金を投入して取り組みなさい。そうすれば勝てるから。

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