富士フイルム PROVIA400Xが生産終了

 富士フイルムがフジクロームPROVIA400Xの135、120共に生産終了、Velvia50、PROVIA100Fの220サイズ生産終了、Veivia100Fの4×5、8×12の生産終了を発表。同時に製造販売がj継続されるフィルムについて20%程度の値上げを著呈していることを発表。

 フィルムでと撮ろうとしても、フィルムの選択肢がどんどん少なくなってきている。もっとも、フィルムで撮ろうという写真家やカメラマン、写真愛好家が少なくなってきているのだから止むを得ない。富士フイルムが「フィルムを作り続けるのは我が社の使命」とのコメントを出したのは何年前のことだったろうか。世界中のメーカがフィルム製造から撤退していく中で、富士フイルムは最後の砦ともえ云える。

 フィルム界の巨人、イーストマン・コダックがデジタル化の波に乗れずに消え去ったのとは対照的に、富士フイルムはデジタル化の波に乗り、更には一見専門外かとも思える化粧品やサプリメントといった新規事業も積極的に展開して収益を確保し、製品ラインナップの縮小、値上げはあるにしても、それでもフィルムを作り続けている。たいしたことだと、郷秋<Gauche>は思うぞ。


 と云うわけで今日は我が家の冷蔵庫に住み着いているフィルム。そのうちに撮ろうかと思いつつ、そんな機会も無いままに賞味期限切れとなってしまった(^^:

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