軽飛行機

 昨日の話ですが、散歩の途中で調布市で軽飛行機墜落のニュースが飛び込んできました。学生時代の恩師がお住まいの町内でしたのですぐにお電話を差し上げてご無事を確認して一安心。

 第一報では軽飛行機が墜落!あるいはセスナが墜落!と云う事でしたが、その後にセスナではなくパイパーPA-46-350P型であることが判明。電子オルガン=エレクトーンであったり、電子式普通紙複写機=ゼロックスであるとの同じように、少なくとも日本では軽飛行機=セスナですから仕方がない事かと思いますが。

 ところで日本の「軽」自動車のように、「軽」飛行機の定義ってあるんでしょうかね。何となくですが、レシプロエンジン単発の高翼機かな?と云うイメージですが、パイパーPA-46は低翼のキャビン与圧式で最新型はターボプロップエンジンを搭載していると云うから、もはや軽飛行機とは云いにくい感じです。そのせいなのか、当初は「軽飛行機」と書かれていたのが、いまは「小型機」となっていますね。ターボジャー付エンジンでリッターカーなんかは軽くカモれる「軽」自動車の飛行機版と云ったところでしょうか。

 考えてもみれば、市街地の中の飛行場はたくさんあります。福岡空港や名古屋空港をすぐに思い出します。交通至便な空港は全てこの手ですね。利用者にとって便利な空港は住民にとっては危険な空港。沖縄の米軍基地、神奈川の厚木飛行場(基地)なども市街地にあります。こちらは私たちが普段利用することはないために、唯々危険でうるさいだけの飛行場と思われがちですが、例えば海上自衛隊のP-3CP-1が、機救難飛行艇US-2が厚木飛行場をベースに哨戒活動や海難事故の対応(自らの国土と国民の安全は自らが守る)に当たっていることは記憶しておくべきです。

 ヒコーキの事ゆえ、話が飛んでしまいましたが、お許しあれ^^;


 夏休み写真日記のはずが、今日した事とは全然別なことを書いてしまいました。が、写真は夏休み初日の金曜日に行った、東京都庭園美術館で撮った一枚。二階の書斎です。隣に書庫があり、書斎はこの通り実にさっぱりとしています。郷秋<Gauche>の書斎、実はデスクがある納戸とは大違いですが、比べてはいけないことは十二分に承知いたしておりますです(^^;

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