唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
今日の神奈川新聞より
【箱根の入湯客、5月は2割減】
箱根山の噴火警戒レベルが2に引きあげられた5月の箱根町では、入湯客数が前月比約20%減の37万人、それに伴う入湯税収入も1,158万円の減少であったとのこと。ほ~~~、単純に12倍するとだが、箱根町の年間入湯税収入は約7億円と云う事になる。人口1万3千人の町にしてみれば大した収入であるな。しかしだ、警戒が必要なのは大涌谷周辺のごく狭い地域だけで、箱根町としては極々一部。風評被害がこれ以上拡大しないよう、泊りに行くことで応援したいものである。
【ペコちゃん展】
洋菓子不二家の看板娘、「ぺこちゃん」が65歳になるのだそうだ(永遠に6歳と決められているようではあるけれど)。ぺこちゃんは1950年生まれの65歳との事。んっ、待てよ、1950年生まれと云う事は、スヌーピーと同じじゃないか!アメリカでスヌーピーが生まれた年に、日本ではペコちゃんが誕生。なんか地味に凄いね。その「ペコちゃん展」が平塚市美術館で9月13日まで開かれているとの事。これを報じる記事で初めて知ったのですが、ペコちゃんと云う名前は、東北の方言で牛を云う「ベコ」からとの事。
【厚木基地の自衛隊機の夜間飛行禁止】
永年に渡り騒音に苦しめられた原告の訴えが認められたことは評価に値するが、より大きな騒音で健康被害と云えるまでの影響を与えたのは米軍空母の艦載機である。これについては日本の司法権が及ばないとし退けた判決には納得がいかない。また、午後10時から翌朝6時までの飛行を禁じられた海上自衛隊機は、どこで夜間離着陸の訓練をすれば良いのか。夜間訓練が出来ないと云う事は、パイロットの練度不足による事故の可能を高める要因ともなる。厚木基地は首都圏に位置する(対潜)哨戒機の基地でもあり、夜間の離着陸が出来ないことは、国の安全保障能力の低下をも意味する。我が国の主権を脅かそうとする近隣国の脅威が高まっているだけに、彼らの挑発が高じるのではないかとの心配にもなる。物事には必ず表と裏があり、このバランスを取るのは至難の業であることを思い知らされる。