人生80年の時代には、それに相応しい生き方、仕事の仕方があるはずです。
60歳で定年を迎えた人の多くは、まだまだ働き盛りと感じているのでは
ないでしょうか。
いいところがあれば、これまでと同じように働きたいとの希望を持っている
人たちと会う機会がこのところ何度かありました。
余りの人生というよりは、
これまでの総仕上げのような生き方、働き方を基本的には考えているということです。
定年といえば嘱託というのが既成の考えですが、
むしろアップグレードした生き方です。
量より質の働きです。
ただ若い人たちの成長を妨げてはいけないので、役割分担が必要でしょう。
というようなことを考えていると、
そもそも生きるということは、人生とは何だという、根源的な問題に
行き着いてしまいます。
晴耕雨読のような生活が理想とはやはり思えません。
やはり、人に必要とされるような生き方でしょうか。
一人でもいい自分以外の人に必要とされる、影響を与えられるような生き方
でしょうか。
それとも自分が充実感を感じることができれば、それでいいのでしょうか。
元気な高齢者が増えるにつれ、もういちど人生とはということを
考え直してみる必要があるように思います。
ご意見お願いします。