東海道五十三次の蒲原宿から丸子宿までを2日間でバス移動しながら歩くツアーに参加した。
泊りがけの国内旅行は20年ぶりかもしれない。
新型コロナの感染者数記録を更新中ではあるが、学校が夏休みに入ったこともあり、
家族連れや若い人たちの旅行者を多く見かけた。
恐れるだけの時期は過ぎたようだ。
宿泊は、ホテルアソシア静岡だったが、日本のホテルも世界標準になった。
国内旅行をしない間、海外旅行をしていたわけだが、今回のホテル経験はその延長線上にあった。
日本のホテルはコンパクトではあるが、コンパクト過ぎるとまでは感じなかった。これって重要。
コンパクト過ぎると、閉じ込められた、圧迫感を抱くからである。
とはいえ、部屋の広さという点では、世界標準とまではいえないかも。
どこのお城も同じようなもの?
駿府城では、徳川家康の像が最も印象に残った。
徳川幕府は260年余り続いた。
徳川家康が鎖国をどう考えていたのか知らないが、果てしなく広がる太平洋を毎日みていると、
外の世界(国)の存在は、意識しなくなるような気がする。
家康は、この駿府城から100年、200年、もっと先を見据えていたように思われた。
天守台の大きさは、ダントツである。
意思の表出とも見える。
無意識に影響を及ぼす環境ほど、その人の本質に決定的なものはないと、思われて仕方がない。
外の世界に日常的に触れることの重要さを再認識した。