お花がお部屋にあるとそれだけで心が安らぐし、気持ちも華やかになる。
今はポリアンサが居間の窓際を華やかに飾っています。
ポリアンサと書きましたがジュリアンかもしれない。
両者の違いはよくわからない。
この花が出始めたころ(20年以上になるかもしれない)はポリアンサと
言われていたと思う。
そのうちポリアンサに似ているけれどジュリアンという名前の花が出回る
ようになった。何となく花が小さいのかなという印象だった。
ジュリアンはポリアンサに他の種を掛け合わせてできたものらしいので、
どちらでも気にしなくていいのかもしれない。
花の色はいろいろがあるが、私は紫がかった赤色が一番好きです。
花の中央は常に黄色なので、赤紫色が一番いい組み合わせだと思う。
最初は、やや高貴な雰囲気の花の色に比べてやや素朴な感じの葉の
質感(凸凹している)に違和感を持っていましたが、
むしろ柔らかい緑の色とともに、その葉の質感がポリアンサなんだと
好ましく感じようになっています。
もう一つ、ポリアンサの根生葉はいわゆるロゼッタ状です。
ロゼット状の葉の植物というと、私にはタンポポが代名詞のようなもの
でした。
タンポポといえば雑草で人の足で踏みつけられたように道端にへばり
ついている姿しか思い浮かばないので、これまたポリアンサの花の色
から受ける可愛い印象とはマッチせず、「変なの」と思ったものです。
ポリアンサとの出会いはこのようにちょっと複雑なものでした。
近所のスーパーの店先でポリアンサの鉢植えを見たとき、ついつい
手に取ってしまいました。ポリアンサとの複雑な思いも一緒に蘇って
きました。
一鉢350円ですから、このまま部屋に置いてもちっともステキじゃない。
そこでリサイクリングを。
ちょうど頂き物のフラワーアレンジメントが終わったところでした。
その白いカバーが素敵で捨てがたいところでした。
ぴったりのサイズでした。
買ったばかりの鉢植えというのはこれからを期待するものなので、
最初は観賞用には物足りません。
贈り物ですからピンクのリボン飾りがついていました。
これも再利用(リサイクリング)することに。
お花が咲いたように華やかになりました。
350円の鉢植えの花が居間の窓際を飾るに相応しい程度の
豪華さになりました。
半月後、私を心地よい気持ちにしてくれているポリアンサです。
ジュリアンかもしれない。
(実物の色は一番目写真のものです。)
ではまた。