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けいおん!の聖地をゆく その1 近江豊郷へ

2017年02月11日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 2017年2月4日、近畿地方は久し振りに雲一つない青空に覆われました。滋賀県湖北エリアの積雪もおおかた解消されたとの情報を確認したうえで、思い立って京都の下宿を出たのが10時前でした。JR東海道線に乗って近江八幡駅まで行きました。
 近江八幡駅で、近江鉄道に乗り換えたのが10時44分、八日市駅で彦根行きに乗り換えたのが11時11分、目的地には11時26分に着きました。約1時間半ののんびりした列車移動でした。


 目的地の豊郷(とよさと)駅です。反対側のホームの駅名標を記念に撮りました。豊郷にはこれまでにも何度か訪れていますが、全て車だったので、近江鉄道利用で行くのは今回が初めてでした。
 周知のように、豊郷には「けいおん」シリーズの聖地である豊郷小学校があり、豊郷駅からは歩いて10分ぐらいで行けます。そして今回が、記念すべき「けいおん」聖地巡礼の一回目でした。


 こちらは降り立ったホームの駅名標です。豊郷駅は湖東近江路線にある駅の一つで、JR線からの移動は米原駅からの彦根多賀大社線経由、近江八幡駅からの万葉あかね線経由、貴生川駅からの水口蒲生野線経由の三ルートがあります。
 いずれも直通列車があることはありますが、大体は乗り換えになります。米原駅からの彦根多賀大社線経由では高宮駅にて、あとの二ルートでは八日市駅にて乗り換えます。なので、距離的には大したことがないのですが、ローカル鉄道の常で速度がゆったりしていて、乗換えにも多少の待ち時間を要するので、割合に時間がかかります。


 今回の訪問日の一週間後に予定されていたイベントの案内ポスターです。いわゆる鉄道娘のキャラクター「豊郷あかね」が豊郷駅に因んで設定されているようです。初めて知りました。


 豊郷駅は、現在は無人駅となり、駅舎は地元のコミュニティーハウスに転用されています。改札口も切符販売機もありません。
 近江鉄道の列車は運転士のみのワンマン運営なので、乗車時にはバスと同じように回数券を取り、降車時に列車内の最前列のドア前の運賃箱に乗車賃を入れます。初めて豊郷に行く巡礼者は、こうしたシステムに戸惑うこともあるそうです。
 詳しくは、近江鉄道の公式サイトの「ワンマン運転のご案内」を参照下さい。


 駅舎前には、前週の大雪の残りが饅頭のように鎮座していました。この辺りは冬では雪が多いのですが、今年の寒波は特に強くて積雪も相当なものだったと聞きました。


 駅前にはパン屋の「とよせ」があります。豊郷小学校をはじめとする「けいおん」聖地巡礼エリアにはコンビニが全く無く、西に離れた国道8号線沿いにしかありません。弁当を持参しない場合はここでパンを買っておくのも良いでしょう。


 店先には、上図の立て看板があります。あれ、これはもしかして「けいおん」の主要キャラクターのひとり「ムギちゃん」こと琴吹紬か、と気付きました。特徴の沢庵眉毛がきちんと描かれています。この種の看板は今回初めて見ました。面白い立て看板だなあ、と感じました。


 すると、他にも同じような立て看板があるのかな、と思って周囲を見回すと、すぐ先の交差点の左右に二つあるのが目に入りました。おお、これはこれは、と感動を覚えてそちらへ歩み寄りました。


 左側のは、どう見ても秋山澪ですね。表情ですぐに分かります。ファンにとっては嬉しい立て看板です。


 そして右側のは平沢唯です。口にジャムパンを咥えたまま慌てて登校する劇中シーンをうまく再現しています。しっかりギターケースを背負っています。


 更に直進すると、右手に上図の「飛出し坊や」の立て看板がありました。ああそうか、これが原形だったのか、これを豊郷では「けいおん」キャラクターに描き直して、聖地巡礼エリア内のスポットおよびコース案内標識として機能させているのだな、と悟りました。

 同時に、なかなかうまい方法だ、と感心しました。「飛出し坊や」は本来は交通安全のための補助標識として立てられており、類似のものは全国各地で見かけます。子供が飛び出しそうな箇所や、通行量の多い箇所に、注意喚起のために立てられています。
 この既存の標識を、豊郷では「けいおん」キャラクターに描き直してあり、他のアニメ聖地におけるキャラクターパネルと似たような役割も果たしているようです。既存品なので、版権やパネル新設の手間がかからず、「飛出し坊や」デザインよりも目立つので、交通安全補助標識としての効果も高そうです。

 なかなかやりますね、豊郷町。大洗町や倉吉市とは別な形で、アニメ聖地としての取り組みをずっと続けてきているだけのことはあります。これは面白いことになってきた、とわくわくしてきました。


 駅からの道をまっすぐ数分歩くと県道に突き当たります。かつての中仙道で、江戸期までは主要街道の一つとして京都へ通じていた道です。この県道を右に進めば、今回の目的地である豊郷小学校に行けますが、先ほど見た「飛出し坊や」ならぬ「飛出しけいおんキャラ」の他の分もちょっと探してみようかと思いついたので、左に進みました。
 角の公園を横目に見つつ、すぐに「伊藤忠兵衛記念館」の前に着きました。


 ああここか、と数年前に訪れた時の事を思い出しました。伊藤忠兵衛は、周知のように現在の商社「伊藤忠商事」および「丸紅」の創始者で、いわゆる「近江商人」の典型とされる人物です。記念館はその生家を保存管理し一般公開する施設です。
 上図は、入口の案内板です。


 建物は、明治15年に創建されて以来の構えをそのまま伝え、近江商人ゆかりの典型的な商人屋敷のたたずまいを示しています。南の東近江市五個荘地区の近江商人屋敷群と並んで、近江商人史跡探訪コースの主要スポットとして有名です。私自身も近江商人史跡巡りで二度ほど入ったことがありますので、今回はそのまま門前を通り過ぎました。
 「伊藤忠兵衛記念館」の案内情報はこちら。 (続く)
コメント (2)
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