
部屋の片隅の準備室には、戸棚が置かれ、ティーセットもありました。ティーセットを含めたポスターやイラスト等の全てがファンからの寄贈品だそうです。アニメ聖地はどこでもこんな感じで寄贈展示品が色々ありますね。

近寄ってみると、こんな感じです。劇中では琴吹紬がいつもお茶を入れていましたから、水道もあるという設定になっていたのかもしれませんが、現実のこの空間には水道はありません。

この扇風機、2期の第11話で僅かに作動したのち壊れてしまった扇風機を再現すべく、寄贈されたものでしょう。劇中と同じく、額烏帽子をしっかり掛けているのがシュールです。

準備室からは、唱歌室のステージ上に出られます。ステージ上からは上図のような感じで唱歌室が見渡せます。
唱歌室とは、音楽室のことです。戦前戦中までの日本の小学校教育における音楽の授業は、歌唱または合唱がメインであって、楽器を扱うプログラムは少なかったため、唱歌室という名称のほうが一般的であったそうです。

この唱歌室も劇中に登場しています。たしか2期の第7話でしたかね・・・。真鍋和生徒会長の依頼で、HTTが秋山澪ファンクラブのためにお茶会を開いて演奏した場所ですね。
この時は室内に楽器類が置かれてあり、演奏の打ち合わせがなされていました。なにかイベントでも予定されていたのでしょうか。もしかして平沢憂誕生日イベント・・・?

唱歌室の窓からは、立派な三階建ての現校舎が見えました。

左手遠方には伊吹山の白い姿も望まれました。

唱歌室の出入り口を出て右に、軽音部部室のモデルとなった部屋の戸口があります。劇中の戸口と細部が色々と異なっていますが、現在の状態は文化財登録に向けた保存改修後のそれです。劇中の戸口の形状は、保存改修前の状態になっているそうです。

劇中では音楽室の準備室ですが、実際には会議室として使用された部屋であることが復原された表札によって分かります。

階段手摺のカメのオブジェです。銅造品としては割合に精巧に作られていますが、長い間多くの生徒たちに触れられてきたためか、頭部や甲羅上部は磨かれたようになって鍍金の光彩を放っています。

カメに導かれるように階段を下りました。

再び二階の廊下を見ました。中野梓や平沢憂や鈴木純が歩いているシーン等が鮮やかに思い出されます。劇中ではもっと明るい空間として演出されていますが、実際には上図のような、落ち着いた雰囲気の空間です。 (続く)