宇多田ヒカルが復活する。
2010年「人間活動」に専念するといって、音楽界から離れていたあの宇多田が。
2016年4月から始まるNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌を歌うらしい。
現在制作中らしく、twitter(フォローずっとしてるのよ)でも「仕事の話じゃい」から始まり、「今、ちょうど曲の真ん中辺りの歌詞残り一行を絞り出そうとしているところ」って呟いた。
ちょっと前に「宇多田ヒカル復活」ってニュース流れたが、本人が否定してデマだったけど、今回は本人が言ってるんだから間違いないだろう。
それ以前とその後ってターニングポイントになる人や事件があるって書いたことがある。
70年代後半にYMOが出てくる前とそれ以降ってのも音楽界にあるが、これはBEATLES以前とそれ以降とか、LED ZEPPELIN以前と以降みたいなもん。
間違いなく日本の音楽シーンの中で宇多田ヒカルはそのターニングポイントだ。日本の音楽シーンで90年代後半に宇多田ヒカルが出てきたのは衝撃だ。
宇多田ヒカルが出てくる以前は、女性の歌手はアイドル歌手か、演歌、ニューミュージック系、バンドって感じ。
でも、宇多田ヒカルは「女性シンガー」って地位をあっと言う間に作ってしまった。
もちろんそれ以前にも女性シンガーはいっぱいいる。高橋真梨子とか今井美樹とか沢田知可子とかね。
でも、あれほどの歌唱力を持ち、天性のリズム感、完璧な英語の発音、作詞作曲も自分でやるシンガーがまさか15歳とは、誰もが驚いただろう。
今までの音楽シーンは宇多田ヒカルの出現によって大きく変わらされた。
日本になかなか定着しなかったR&B(リズム&ブルース)。いとも簡単に宇多田ヒカルが作ってしまった。
デビューアルバム『First Love』は、日本で860万枚以上(オリコンデータでは765万枚)、日本国外を含めると990万枚以上を出荷したと言われる、日本のアルバム歴代チャート1位のモンスターアルバムだ。(ちなみに2作目のアルバム『Distance』も450万枚、3作目のアルバム『DEEP RIVER』も360万枚。以降6作すべてミリオン)
宇多田と同時期に倉木麻衣、浜崎あゆみ、MISIA、小柳ゆき、椎名林檎、aikoなどソロの女性アーティストが多数登場した。
歌はうまいけどCDやレコードは売れないって常識があっという間に過去のものになった。これで、アイドル以外の歌の下手な歌手は消えていくことになる。
モーニング娘。をR&B路線で売ろうとしてたつんくが、宇多田を聞いてアイドル路線に変更したのは賢明だった。
同じく学生でデビューし、HEY!HEY!HEY!でダウンタウンの浜ちゃんに「宇多田のパクリ」と言われた倉木麻衣が、とっさに笑いでごまかしたのもさすが。普通こんな機転ききません。
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宇多田ヒカルも確かテレビで歌った最初の番組は、HEY!HEY!HEY!だったと思う。緊張してたんだろうね。サビのリフレインの回数を間違えたのか、最後のコーラスに入れなかった。しかしだよ、それを見事にオブリでごまかした。15歳の歌手がここまでできるのか?って驚いて一気にファンになってしまったよ。
浜崎あゆみも何かと宇多田ヒカルと比較され、宇多田2作目のアルバム『Distance』と浜崎あゆみのベストアルバム『A BEST』が発売日が一緒になり、「歌姫対決」と言われたね。(結果どちらもかなりの売上を記録する)
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今のSuperfly、家入レオ、AI、大原櫻子などの女性アーティストの礎を作ったのが宇多田ヒカルだと俺は思ってる。そう、宇多田ヒカル登場以前とその後で音楽シーンは塗り変わった。
宇多田ヒカルの功績はもう一つある。
彼女は映像に合わせた音楽を作るのがうまい。
見た人が印象に残ってしまう映画、TVドラマの主題歌を作る。その曲を聴くとワンシーンが思い起こされる。そんな曲を多数生み出した。
もちろんそれ以前にも小田和正の「ラブストーリーは突然に」とか、岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」、竹内まりあの「シングルアゲイン」などあるが、彼女ほど多数の映像にあった曲を作ったアーティストは例を見ない。
TVドラマなら、嵐の松本潤主演の『花より男子2』テーマ曲「Flavor Of Life」
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上野樹里、長澤まさみ主演の『ラスト・フレンズ』テーマ曲「Prisoner Of Love」
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ただのタイアップ楽曲ではない。この曲のおかげでドラマの良さが増し、更にこの曲を聴くとドラマのワンシーンが思い出される。
映画なら『CASSHERN』の「誰かの願いが叶うころ」
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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序/破』の「Beautiful World」(Qでは「桜流し」)
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さらにはカップヌードルと大友克洋のAKIRAがコラボレートしたCMでの「KISS & CRY」は圧巻。
彼女が、80年代一世風靡したミュージクビデオをPV(プロモーションヴィデオ)に置き換え、映像とともに楽曲を伝えた功績も大きい。
travelingやColorsの映像も美しい。そして今までのPVを自らパロディにしてYoutube投稿ビデオ風にワンカメ編集なしのGoodbye Happinessもすごい。
映像と合わせた音楽を得意とする宇多田ヒカルが、4月から始まるNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌を作ってる。
期待しないほうがおかしいだろ?
待ってましたって思うのは俺だけか?
2010年「人間活動」に専念するといって、音楽界から離れていたあの宇多田が。
2016年4月から始まるNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌を歌うらしい。
現在制作中らしく、twitter(フォローずっとしてるのよ)でも「仕事の話じゃい」から始まり、「今、ちょうど曲の真ん中辺りの歌詞残り一行を絞り出そうとしているところ」って呟いた。
ちょっと前に「宇多田ヒカル復活」ってニュース流れたが、本人が否定してデマだったけど、今回は本人が言ってるんだから間違いないだろう。
それ以前とその後ってターニングポイントになる人や事件があるって書いたことがある。
70年代後半にYMOが出てくる前とそれ以降ってのも音楽界にあるが、これはBEATLES以前とそれ以降とか、LED ZEPPELIN以前と以降みたいなもん。
間違いなく日本の音楽シーンの中で宇多田ヒカルはそのターニングポイントだ。日本の音楽シーンで90年代後半に宇多田ヒカルが出てきたのは衝撃だ。
宇多田ヒカルが出てくる以前は、女性の歌手はアイドル歌手か、演歌、ニューミュージック系、バンドって感じ。
でも、宇多田ヒカルは「女性シンガー」って地位をあっと言う間に作ってしまった。
もちろんそれ以前にも女性シンガーはいっぱいいる。高橋真梨子とか今井美樹とか沢田知可子とかね。
でも、あれほどの歌唱力を持ち、天性のリズム感、完璧な英語の発音、作詞作曲も自分でやるシンガーがまさか15歳とは、誰もが驚いただろう。
今までの音楽シーンは宇多田ヒカルの出現によって大きく変わらされた。
日本になかなか定着しなかったR&B(リズム&ブルース)。いとも簡単に宇多田ヒカルが作ってしまった。
デビューアルバム『First Love』は、日本で860万枚以上(オリコンデータでは765万枚)、日本国外を含めると990万枚以上を出荷したと言われる、日本のアルバム歴代チャート1位のモンスターアルバムだ。(ちなみに2作目のアルバム『Distance』も450万枚、3作目のアルバム『DEEP RIVER』も360万枚。以降6作すべてミリオン)
宇多田と同時期に倉木麻衣、浜崎あゆみ、MISIA、小柳ゆき、椎名林檎、aikoなどソロの女性アーティストが多数登場した。
歌はうまいけどCDやレコードは売れないって常識があっという間に過去のものになった。これで、アイドル以外の歌の下手な歌手は消えていくことになる。
モーニング娘。をR&B路線で売ろうとしてたつんくが、宇多田を聞いてアイドル路線に変更したのは賢明だった。
同じく学生でデビューし、HEY!HEY!HEY!でダウンタウンの浜ちゃんに「宇多田のパクリ」と言われた倉木麻衣が、とっさに笑いでごまかしたのもさすが。普通こんな機転ききません。
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宇多田ヒカルも確かテレビで歌った最初の番組は、HEY!HEY!HEY!だったと思う。緊張してたんだろうね。サビのリフレインの回数を間違えたのか、最後のコーラスに入れなかった。しかしだよ、それを見事にオブリでごまかした。15歳の歌手がここまでできるのか?って驚いて一気にファンになってしまったよ。
浜崎あゆみも何かと宇多田ヒカルと比較され、宇多田2作目のアルバム『Distance』と浜崎あゆみのベストアルバム『A BEST』が発売日が一緒になり、「歌姫対決」と言われたね。(結果どちらもかなりの売上を記録する)
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今のSuperfly、家入レオ、AI、大原櫻子などの女性アーティストの礎を作ったのが宇多田ヒカルだと俺は思ってる。そう、宇多田ヒカル登場以前とその後で音楽シーンは塗り変わった。
宇多田ヒカルの功績はもう一つある。
彼女は映像に合わせた音楽を作るのがうまい。
見た人が印象に残ってしまう映画、TVドラマの主題歌を作る。その曲を聴くとワンシーンが思い起こされる。そんな曲を多数生み出した。
もちろんそれ以前にも小田和正の「ラブストーリーは突然に」とか、岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」、竹内まりあの「シングルアゲイン」などあるが、彼女ほど多数の映像にあった曲を作ったアーティストは例を見ない。
TVドラマなら、嵐の松本潤主演の『花より男子2』テーマ曲「Flavor Of Life」
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上野樹里、長澤まさみ主演の『ラスト・フレンズ』テーマ曲「Prisoner Of Love」
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ただのタイアップ楽曲ではない。この曲のおかげでドラマの良さが増し、更にこの曲を聴くとドラマのワンシーンが思い出される。
映画なら『CASSHERN』の「誰かの願いが叶うころ」
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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序/破』の「Beautiful World」(Qでは「桜流し」)
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さらにはカップヌードルと大友克洋のAKIRAがコラボレートしたCMでの「KISS & CRY」は圧巻。
彼女が、80年代一世風靡したミュージクビデオをPV(プロモーションヴィデオ)に置き換え、映像とともに楽曲を伝えた功績も大きい。
travelingやColorsの映像も美しい。そして今までのPVを自らパロディにしてYoutube投稿ビデオ風にワンカメ編集なしのGoodbye Happinessもすごい。
映像と合わせた音楽を得意とする宇多田ヒカルが、4月から始まるNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌を作ってる。
期待しないほうがおかしいだろ?
待ってましたって思うのは俺だけか?