ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

14年振りのタイガー

2019年04月15日 10時47分53秒 | 裏話



マスターズ2019……
タイガーが勝ちました。

2005年の
マスターズが
最後の優勝だと
改めて聞くと、
14年間という時間が
嘘のような気がします。

1997年に最初に
マスターズに勝った前年の
1996年の秋。
僕は女子校の
ゴルフ部コーチを
していました。
「手本にする選手は
誰だと説明するのが
お薦めですか?」
と顧問の先生から
質問されて、
「デビューした
ばかりですが、
タイガー・ウッズが
良いと思います」
と返答したら、
変な目で見られました。
「トラの森ですか?
何かの隠語ですか?」
当時の日本では、
まだ、タイガーの
知名度は
あまり高くなかったのです。
「彼の名前は
覚えていてください。
ゴルフの歴史を変えます」
と伝えました。

翌年からの大活躍で、
顧問の先生や
父兄から先見の明がある、
とおだてられました。

米ツアーの中継を見て、
『何じゃこれは?』
と思いました。
今まで誰もしなかった
ゴルフをしている、
と感じました。

約20年経って、
今では、タイガーが
切り開いたゴルフの
スタイルが
トッププロの当たり前に
なっています。

タイガーが勝つと
思ったのは16番の
第1打目を
打ったときでした。
遠く離れた組の選手まで
萎縮とはいわないけど、
何らかの影響を
受けてしまう雰囲気が
復活したような
気がしました。

もっと感動するかと
思ったのですけど、
最初に考えたのは、
ブリヂストンスポーツは、
嬉しいだろうなぁ、
ということでした。
『Bマーク』が
何度も国際映像に
映っていました。
凄い宣伝効果です。

もうタイガーは
メジャーには勝てない、
という意見が
多かったのですが、
何度も常識を覆した
伝説ゴルファーの
物語は
終わっていませんでした。

今年からメジャーの
順番が変わり、
5月には全米プロが
開催されるので、
7月まで毎月メジャーが
開催されます。
タイガーから
目が離せなせません。

 

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