にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

「フィギュアスケート・ジャパンオープン2006」TV放送を見て〈2〉

2006-05-15 10:27:20 | フィギュアスケート 他スポーツ
そして、浅田真央選手。オフシーズンを感じさせない、ミスのない完璧な演技で、会場を魅了した。「クルミ割り人形」の中から「花のワルツ」華麗で、ゴージャスな演技、身長も少し伸びたようで、氷上の妖精と言う言葉がぴったりと当てはまる。「金平糖の踊り」は、手の動きに、金平糖のきらきらした感じを出して、彼女の表現力の確かさも感じる。
トリプルアクセルを冒頭で見事に成功させて、技の面でもN0.1の彼女である。
この演技で、自己ベストを出したのだからたいしたものだ。
一体何処まで伸びていくのか、何処までも楽しみな選手である。
お姉さんの舞さんが、キス&クライにいたが、一体どういう役割であそこにいたのだろうか。

荒川さんは、今回、解説者、インタビュアー、特別演技、そして、コマーシャルまで(しかも多数)、いろんな役割で登場したが、解説は、知性の溢れる落ち着いた話し方に加え、後輩を思いやる優しさも滲ませ、ファンの私はまたまたぐっときてしまった。
「ユー・レイズ・ミー・アップ」の演技は、何回も観ているが、何回でも観たいと思わせる。氷上の女神様と言う言葉がぴったりと当てはまる。演技もそうだがそれ以前に彼女の存在感がそう思わせる。

八木沼純子さんの解説は、もう定番になってしまった。この人の解説でなければ今日のフィギュア番組はあり得ないと思うほど、的確な説明のなかに、後輩への愛情が感じられ、私も大好きな解説者である。

真央ちゃんのパワーで逆転して、日本が1位になった感があるが、今日の日本におけるフィギュア熱はこれでまた増して行くであろう事は、必然と思われる。
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「フィギュアスケート・ジャパンオープン2006」のTV放送を観て。

2006-05-15 09:40:55 | フィギュアスケート 他スポーツ
さいたまスーパーアリーナは、さすがにでっかい!!
しかも上の方まで観客が詰まっているとは、今日のフィギュア人気がいかにすごいかって事を証明している。
スーパーアリーナのスタジアム形式は、ものすごい。私は、過去2回、さいたまスーパーアリーナに行っているが、1回はアリーナ形式、もう1回はスタジアム形式であった。
スタジアム形式でしかも、リンク迄張れるとは、改めて凄い装置を備えた会場であることを痛感させられる。

TV放送に当たってまず感じたことは、カメラワークが、斜めにしたり、遠目が多すぎたりで、見づらかったことがあった。会場に関して言えば照明も途中で消えたりしてどきっとしたこともあった。

しかし、世界初の地域別対抗と言うことで、注目度はNO.1であろう。オフシーズンで万全の体調で望めない選手もおり、新採点方式を経験していないプロの選手が何故参加しているのか、疑問に思うところもあるが、それは、これから改善して、次回につなげていけばいいのである。採点はされるが、控えてチームを応援する出場者が楽しそうで、団体戦を楽しむお祭りの感がした。

しかし、TV放送に当たってまたしても思うのは、サンデュ選手の演技だけが放送されなかったことである。kTVダイアモンドアイス放送の時も感じたが、どうしても放映されなかった選手の演技がどんなだったか気になるし、その選手に対して失礼ではないか。

オフシーズンと言うことで、万全の体調で望めなかった選手もいて気の毒であったが、日本の選手の演技のみ感想を書いておきたい。

本田選手は、プロに転向したというのに、新採点方式で演技せねばならないとは、何とも気の毒な気がした。
プッチーニの「トスカ」での演技だが、プルシェンコ選手の演技が強烈に印象に残るだけにどうしても比較してしまうが、プルシェンコ選手に比べると、演技をやりすぎていないという点が、自分好みではある。

高橋選手は、ジャンプにやや安定感が欠けるものの、軽やかで、しなやかなステップが実に素晴らしい。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番での演技である。

安藤選手は、トリノでの重圧も取れ、体も引き締まった感じだ。十分に自己管理も出来ているようである。今春から大学生、環境も変わって、気分一新、新たな気持ちで取り組めたようで、演技も切れがよく、ジャンプも、フリップがシングルになり、ループが転倒するミスがあったが、トリプルルッツートリプルループのコンビネーションジャンプをきれいに決め、演技全体が生き生きしていた。
「蝶々夫人」の衣装も、トリノの時よりは、彼女の個性にあっており、メイクの工夫も見られた。

                    ベゴニア センパーフローレンス(シュウカイドウ科)
コメント (4)
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