いじめの問題

朝日新聞に掲載されていましたが、作曲家の千住明さんの記事は特に心に残りました。

いじめた経験もいじめられた経験もたいていの人間はあるでしょうし、集団でいじめているときリーダー格に従わないと、今度は自分がいじめられるかも知れないと思うようになる。
そしていじめたいじめられたどちらの立場も味わっているから、年月が経って同窓会に出席しても、昔自分がいじめたことのある子が社会的地位のある人物になっていたとしても、こちらから話しかけられない。

いじめられている子はけっして気の弱い子というわけではなかったように思います。
なぜ、あんなにいじめるんだろうと思ったこともありましたし、私自身どうして無視されたのか今もってわからない経験もあります。
結局、みんなと同じにしないとおかしいと思われる、とか、よくわからないけれど右にならえしておこうとか、そう言った風潮がいじめも生み出すのかなと思います。