にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

イザベル・バイラクダリアン ソプラノ・リサイタル

2008-06-27 15:25:56 | 音楽 美術







ハイビジョン クラシック倶楽部 にて

2008年 6月 19日(木)  06:00~06:55
2008年 6月 26日(木)  13:00~13:55



イザベル・バイラクダリアン ソプラノ・リサイタル が放送されました。


1. スペインの七つの民謡 ( ファリャ作曲 )
2. 音楽の夜会 から 「別れ」 ( ロッシーニ作曲 /
メタスタジオ作詞 )
3. 音楽の夜会 から 「いざない」 ( ロッシーニ作曲 /
ペポリ作詞 )
4. 音楽の夜会 から 「踊り」 ( ロッシーニ作曲 /
ペポリ作詞 )
5. 歌劇「セビリアの理髪師」 から
   「今の歌声は」 ( ロッシーニ作曲 )
6. 歌劇「ボエーム」 から
   「わたしが町を歩くと」 ( プッチーニ作曲 )

7. だれかがわたしを見つめている
8. ラブ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ
9. エンブレーサブル・ユー
10. アイ・ガット・リズム ( 以上4曲 ジョージ・ガーシュウィン作曲 /
アイラ・ガーシュウィン作詞 /
セリョージ・クラジアン編曲 )
11. カディスの娘たち ( ドリーブ作曲 / ミュッセ作詞 /
フォージ編曲 )

ソプラノ : イザベル・バイラクダリアン
 ピアノ : セリョージ・クラジアン

[ 収録: 2006年10月21日, 武蔵野市民文化会館 ]




ソプラノ歌手 イザベル・バイラクダリアン について~

彼女に関することはこちらで紹介されています。
 
 抜粋すると、

“ロミルダを歌ったのは当時はプロ・デビュー後、それほど経っていないイザベル・バイラクダリアンで、
彼女はレバノン・ベイルート生まれのカナダのソプラノです。
14歳でトロントに移住してから、97年にはトロント大学を卒業して一般企業に就職、
それからオーディションを受けてプロになったという経歴の持ち主です。”



「アイ・ガット・リズム 」は、汀夏子さんが宝塚歌劇団時代に舞台で歌ったのが
印象的で、
ずっとそのイメージのままでしたが、
イザベル・バイラクダリアン のソプラノを聴いて
「こんなアイ・ガット・・もあったんだ~」と納得!
力量のあるソプラノで、魅了され続けた1時間でした。



にほんブログ村に参加しています。
ワンクリックお願いします。

  ↓    ↓

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅田真央選手 SP新プログラムに「月の光」ドビュッシー

2008-06-27 10:07:21 | 音楽 美術







浅田真央選手の新コーチがタチアナ・タラソワコーチに決まりましたね。
もう彼女にはこの人しかないと思っていました。
多くの人のブログに記事として書かれているのを興味深く拝見しました。

新プログラムは、SPが、ドビュッシーの「月の光」ということですが、
真央選手には、今度はドビュッシーをやってほしいなという想いが個人的にありましたので
そういう意味では願ったり叶ったりです。

やるとなると彼女のイメージからして「亜麻色の髪の乙女」あたりかなと思っていましたが、
スローテンポの「月の光」に決まりました。
「月の光」の曲はこちらからお聴き下さい。

このピアノ曲「月の光」は幻想的な世界に、多くの愛好者が多い作品です。



この曲は、フランスの詩人ヴェルレーヌの詩に霊感を受けて作られたものだそうです。
この曲が収められたピアノ小品集は「ベルガマスク組曲」です。







月の光  Clair de Lune (Paul Verlaine)

あなたの魂は選り抜きの風景のようだ
魅惑的な身ごなしでリュートを弾き
踊りながらそこを過ぎるとりどりの仮面やベルガモの衣裳
幻想的な仮装のしたで、そこはかとなく悲しげな

恋の勝利やめぐまれた人生を
短調で歌われながらも
おのれの幸福を信じている様子もないその歌は
月の光に溶けてゆく...

梢の鳥たちを夢見させ
大理石の像の間の、ほっそりとした噴水を
うっとりとすすり泣かせる
悲しげで美しい、あの静かな月の光に。







ドビュッシー(1862-1918)はフランスの作曲家です。
幼い時は貧しい家庭に育ちましたが、伯母のもとでピアノの手ほどきを受けたことがきっかけになり、
詩人ヴェルレ-ヌの義母A.フロール・モーテの目にとまりました。
そしてパリ音楽院へ入学し、ローマ大賞を受賞して卒業しました。


ドビュッシーの音楽は<色彩とリズムを持つ時間>が特徴です。
「月の光」も、詩に描かれているように、
“大理石の像の間の、ほっそりとした噴水”
の水が、月の光を浴びてきらきらと輝きながら、静かに溢れて流れていく様子が
感じ取れる曲です。

このスローテンポで幻想的な「月の光」の世界を、
真央選手がどう演じてゆくのか興味深いです。

ドビュッシーは、ショパン以来の独創性を持って、
音楽表現の可能性を広げたとされているので
数々のショパン曲をフィギュアスケートの世界で演じた真央選手が、
ショパンの次にドビュッシーを選考したのもうなずけます。

いつか真央選手演じる、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」も見てみたい気がします。以前に書いた「牧神の午後への前奏曲」の記事はこちらです。


にほんブログ村に参加しています。
ワンクリックお願いします。

  ↓    ↓

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へにほんブログ村



コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする