悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

image714 煙之木

2009-06-01 02:30:00 | images

2009-0601-yim714
title:Smoketree
yyyy/mm:2009/05
memo:煙之木(けむりのき)。スモウク・トゥリー(Smoketree。日本での通名は「スモークツリー」)。学名は Cotinus coggygria、他に Flame Smoketree、
Smoke Bush、霞之木、煙之木、白熊之木(はぐまのき)などがあるらしい。「白熊(はぐま)」は、『広辞苑』によると、「ヤクの尾の毛。中国から渡来し、黒いのを黒熊(こぐま)、赤く染めたのを赤熊(しゃぐま)という。払子(ほっす)に作り、また、旗・槍・兜(かぶと)などの装飾用。」 見本園で、先日撮影。水無月月立。
【memo-結社2】ブログ内検索で「結社」を引くと、次の記事が出て来た。
 俳句写真423 薄き日の(2009-01-18)
 俳句写真369 花槙(2008-10-10)
 短歌写真303 才ありて(2007-03-07)
 短歌写真156 ダ・ヴィンチに(2006-05-28)
月刊「俳句界」2009年05月号は、結社の特集だ。音楽の通奏低音のように、現れては消え、消えては現れる短詩文学の主題である。巻頭随筆は辻田克巳氏。昨秋の「数百名の参加者があった」「吟行会」で、選者の一人として不愉快に感じた話。吟行会だから、「ここ、今、に合わない句は戴かなかったと・・・軽く言ったら・・・たちまち会衆から・・・ブーイング」。筆者は、「こんなことも分かっていないのかと少々憮然」としたという。参加者の石蕗句を例示して、これは冬の季語だから、今・ここの句ではない。それなのに、会場のどこかに咲いていたからと、平気で吟詠するなど、もってのほかだ、というのである。特集劈頭は、橋本喜夫氏の「結社の時代の終焉」。結社が「仲良しクラブ」である時代は終わった。電網俳句も広く行われていることでもあり、これからは「なだらかに続く結社の時代」だ、と主張する。