悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

俳句写真516 一二輪

2009-06-24 00:40:00 | 俳句写真
2009-0624-yhs516
一二輪
忘れられたか
夏椿   悠山人

○俳句写真、詠む。
○一寸刻みの歩み、とでも言おうか、降ったりやんだりの小雨の列は、おちこちでの雑談が入り乱れる。そんなとき、ご主人、写真なさるんなら、この花、何かしら、と後ろの女性二人が声を掛けてきた。さっきから、ぽとりぽとりが気になっているんですよ、と。たしかに、十数輪の白花が樹下に折り重なって伏している。時逃したかと、散り急ぐ夏椿だった。
□俳写516 いちにりん わすれられたか なつつばき
【写真】同前。
◎Serie 江の島・鎌倉03


俳句写真515 紫陽花か

2009-06-24 00:30:00 | 俳句写真

2009-0624-yhs515
紫陽花か
人かと分かず
長谷の寺   悠山人

○俳句写真、詠む。
○先月、閉門直後(「短歌写真 来てみれば」、先月13日条)だったので、今度はと思ったら、生憎の強い雨の江の島・鎌倉。そしてここ長谷寺。そんな中、一方通行、人数制限にもかかわらず、紫陽花鑑賞路は大渋滞の人気だ。しばらくは、この辺りでの吟詠。
□俳写515 あぢさゐか ひとかとわかず はせのてら
【写真】先日、長谷寺(鎌倉市)で。
◎Serie 江の島・鎌倉02