悠山人の新古今

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俳句写真1240 やうやうに

2013-11-08 02:00:00 | 俳句写真

2013-1108-yhs1240
俳句写真1240 やうやうに

やうやうに柿色づきて秋深む  悠山人

俳句写真、詠む。
○十七文字、季語(さらに重複禁止)、同様句回避。最低限を守ることでさえ難しいのに、新境地や文語を考えると、際限もなくなる感じ。

俳写1240  やうやうに かきいろづきて あきふかむ
【写真】先日、自宅。
memo-WSM:(Vi) 「歩いても歩いても」。2008、日、1時間50分強。英語字幕。ロケ地は横須賀市。老母と娘が狭い台所で会話しながら、昼の料理づくり。老人が杖を片手に散歩へ出る。玄関口に医院の古めかしい立て看板。今もプライドが捨てられない老人は、長い石段をゆっくり降りて国道から、海の景色を眺める。OR、題名。横須賀線電車内、夫婦(主役)と小学生男児が座っている。この夫の兄の、15年目の命日ということで、恒例の家族集合になっている。・・・監督・俳優陣とも有名で、落ち着いた絵作り。一族三世代が集まるのは、忌日くらいの現代、それぞれの人生を歩んでいるわけだから、本音と建て前の家族の会話が交錯する。
memo-WSM:(Vi) 「1er AMOUR」。2013、加(仏語)、1時間20分。アテレコ遅れ、英語字幕10秒遅れ、最初から最後まで、という酷さではあったが、今のところ公開されているのは、加、仏だけ。仏語7紙の採点では、Affaire de gars だけが80点で、ほかは概ね50点前後。題名(初恋)に惹かれて見る。目線は一貫して13歳の少年(なかなかの美形)。舞台は加、サンローラン(セイント・ローレンス)川の中ほどの小島。小さなモーター・ボートが川を走る。気持ちよさそうに乗っているのは父母と少年。ヴァカンスでコテージを借りる。偶然にも父の旧知の女性が17歳の娘を連れて、隣へ来る。人影はあまりない。少年の関心はその少女。ところが彼女の関心は同じ年頃のBFたち。・・・仄かな心を寄せ始めたあるとき、信頼する父と彼女の絡み姿を川辺の草むらで見てしまう。放心状態の少年・・・。彼に感情移入しながらの感傷的になった鑑賞であった。