2013-1124-yim1895
image1895 富士-霜月下旬
title: MtFuji-lateNovember
note: 広い空のどこを見回しても、雲一つない日本晴れ。遠望するのは富士山。きのう、釜武橋から。
memo-WSM:(Gy) 「UV」。2007、仏、1時間40分。日語題「UV-プールサイド-」、字幕も。二人の若い男が大きい個人プールの傍で寝そべっている。サングラスの若者がふらりと近づく。裸の男たちは慌てて胸を隠す。そう、平らな胸だから男と思っていたが、女であった。仏、サントロペ(字幕には出ない)の海岸の、大豪邸に住むのは主(葡萄園経営)、妻、長女夫妻(幼児兄弟と)。サングラスの男は、豪邸の長男の親友という触れ込み。長男は米国放浪中で不在。訪問者の正体が不明のまま、その男は居候。長男は一切登場しない。怪しい雰囲気が漂うまま映画が進行し、ほとんど最後に真実が明らかになる、というミステリー。絵作りは美しい地中海沿岸でみごと。原題はふつうに紫外線の強さを表す。
memo-ゴレツキ:(続き) 作中にひときわ重く挿入されるのは、ポーランドの作曲家ヘンリク・ゴレツキ H.M. Górecki の交響曲第三番作品36(悲しみ)。ナツィスによるユダヤ人大虐殺犠牲者への追悼曲。YT にいくつか全曲演奏あり。
memo-WSM:(Gy) 「כלבת」。二〇一〇、イスラエル、1時間半強。日語題「ザ・マッドネス 狂乱の森」、字幕も。イ国の映画、それもサスペンスというので見る。真っ黒画面でしばらくは若い女声・男声のやりとり。家出した妹が熊捕獲用の穴に落ちて、兄が救出しようとする。兄は助けを呼びに深い森から道路へ。妹は異常犯が<獲物>として取りに来る。・・・期待もあったがB級どころかC級の出来に完全失望。原題は「狂犬病」、英語題は「The Madness」。なお原題のヘブライ語を私の日本語へ埋め込むのに、大奮闘であった。