約280年前の琉球王朝時代
上層農家「庄屋」の住宅です
奇跡的に戦災を免れた日本建築と中国建築様式を
併せ持つ住宅で
すべて 平屋の家畜小屋、豚小屋、台所、倉、母屋、離座敷と
機能的な配置に
特徴ある赤い瓦屋根が
ずっしりかぶさる
豪壮な建築物です
台風を避けるため
丘を削りそこへ住宅を配置した生活の知恵があり
室町時代の住宅とはとても考えられない
斬新な家です
屋根上のシーサーが
象徴的で
石畳や塀、さらに室内の土間と
ふんだんに使った石灰岩が
一年中常緑低木の中に
うまく溶け込んでいる
設計者はいたのだろうか?
1月と言うのに黄色のツワブキ
紫色のベンガルヤハズカズラ
ピンク色のひがん桜が咲き
建物に潤いを与えていた