モエギチョウ(旧名・シリアアゲハ)Archon apollinusは、一見した姿こそギフチョウ属とは全く異なりますが、実は遺伝的に最も近い血縁にある“姉妹種”です。
萌え始める樹々の薫りと光と風の物語【その5】
The story of early spring, budding of trees, fragrant, light and wind,,,,,
サモス島滞在の最終日。クモマツマキチョウも沢山出現しだした。2022.4.4‐10:36
2022.4.4‐10:38
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なぜかこの日のモエギチョウは、タンポポ連の花で吸蜜中の個体に多く出会った。2022.4.4‐11:25
2022.4.4‐11:23
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2022.4.4‐11:32
突然シロタイスアゲハが出現。一見、ある種の我を大きくしたようなイメージ。2022.4.4‐12:14
シロタイスアゲハAllancastria cerisyi。ギフチョウやモエギチョウ同様にウスバシロチョウ亜科の一種。ただし
別グループのタイスアゲハ族Zerynthiiniに所属する。2022.4.4‐12:14
飛翔時はモエギチョウと紛らわしいが、その飛翔スタイルは、モエギチョウやギフチョウに比べて、明らかにダイナミックだ。2022.4.4‐12:15
2022.4.4‐12:33
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2022.4.4‐13:17
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なんと、これまで一度も訪花を確認できなかった白いキク族の花でも吸蜜。2022.4.4‐13:18
これは雌。最終日になって、なんとなく雌雄の区別がつくようになった気がする。2022.4.4‐13:52
オリーブ畑の林床のあちこちにも、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属Aristolochia spp.が生えていることが分かった。
それにしても、この特異な花姿。まさに“馬の鈴草”。2022.4.4‐13:46
手掴みで採った雄。ゲニタリアをチェックした後、逃がしてやった。2022.4.2‐15:33
雌。“原始アゲハ”としては例外的に、スフラギス(sphragis交尾嚢)らしきものが形成されない。腹部をかなり
強く押さえつけてチェックしたのだが、手を離すと何事もなかったように飛んでいった。2022.4.4‐13:54