△烏ヶ山(からすがせん)-△象山(ぞうやま)-△擬宝珠山(ぎぼしやま)を縦走しました。
GPS軌跡(クリックで2回、拡大されます。)
2020.6.21(日) △烏ヶ山(からすがせん)-△象山(ぞうやま)-△擬宝珠山(ぎぼしやま)縦走
行程:神戸三田IC=(中国自動車道)=落合JCT=(米子自動車道)=蒜山IC=鏡ヶ成キャンプ場P-△烏ヶ山登山口ー△烏ヶ山ー新小屋峠ー△象山(笹ヶ峰)-△擬宝珠山ー鏡ヶ成スキー場ー湿原散策道ー鏡ヶ成キャンプ場
地図:昭文社 山と高原地図『大山・蒜山高原』
メンバー:夫・自分
鏡ヶ成キャンプ場 キャンプセンターに車を停めて出発。
△烏ヶ山 登山口
自然林の登山道を登り詰めて行きます。
ふと振り返ると、スキー場が眼下に。
更に高度が上がると蒜山方面の山並みも遥かに望めました。
森林限界を抜け、稜線が開けると岩峰が見え始めました。
数年前に地震で崩落したのはこの辺りでしょうか?
痩せ尾根を補修した箇所がありますが、今も踏み外せば谷底まで落ちて行きそうです・・
前衛峰を越えると、目前に南峰、そして伯耆大山の雄姿!
烏ヶ山本峰の取り付きから振り向き、南峰を望む。
斜面の登山道には人間がアリの様に見えます。
△烏ヶ山 1448m 初登頂!!
ハンディな山頂標看板もありました。
有志の方々に守られている山なのでしょう・・と推測されます。
大山を目前に、パノラマ絶景の山頂でゆっくりとお昼休憩を取り、分岐まで戻ります。
新小屋峠へ下ります。
新小屋峠までの登山道に沿って、ブナの巨木群が見事でした。
新小屋峠の烏ヶ山登山口に下山。
次は△象山を目指します。
自然林の新緑が眩しい登山道
擬宝珠山・象山方面へ。
展望地から△烏ヶ山 もうあんなに遠くなりました・・
こちらの稜線からも下方のスキー場がよく眺望出来ました。
いかにも高原、の平和な雰囲気です。
△象山(ぞうやま)1085.3m 初登頂!!
△三等三角点
点名:『鏡ヶ成』(かがみがなる)
標高:1085.30m
一旦、鞍部まで下りて△擬宝珠山を目指します。
今度は△象山がもうあんなに遠くになりました。
登って来た山々が見渡せるのも素敵な山容ですね~!
△擬宝珠山(ぎぼしやま) 1110m 初登頂!
☆行動食も無くなり、空腹だったので早々と下りました。
スキー場に無事、下山。
最後に湿地の散策道を目指します。
バイケイソウ(ユリ科)が盛りを迎えていました。
三座を繋ぐ縦走はとても楽しかったです。
スキー場を辞し、キャンプ場へ向かいます。
(三座縦走で写した植物)
ツクバネソウ(ユリ科)
ノギラン(キンコウカ科)赤枠に茎と花部
☆花の終わった状態
シロバナニガナ(キク科)
アカモノ(ツツジ科)
ニシキウツギ(スイカヅラ科)
ナナカマド(バラ科)
☆花が終わった状態
シモツケ(バラ科)
☆シモツケソウとシモツケは別物、ということをこの度知りました。
キアゲハ
☆稜線に飛んでいたキアゲハは、地上より動きが緩やかで、容易に撮影出来ました。
ヤグルマソウ(ユキノシタ科)の葉
ダイセンクワガタ(ゴマノハグサ科)
オオカメノキ/ムシカリ(スイカズラ科)
☆実の状態でした。
ユキザサ(ユリ科)
☆実の状態
ヤマアジサイ(アジサイ科)?
ヤマツツジ(ツツジ科)
タンナサワフタギ(ハイノキ科)・葉
ヤマボウシ(スイカズラ科)
☆ツツジもヤマボウシも、暖地ではとっくに終わっていますが、
標高の高い場所ではまだ盛りでした。
トリアシショウマ(ユキノシタ科)
エンレイソウ(ユリ科)
☆実の状態でした。
ナルコユリ(ユリ科)
バイケイソウ(ユリ科)
☆バイケイソウは毒草とのことですが、虫は大丈夫なのでしょう・・
甘い香りの花に取り付いていました。
オオバギボウシ(ユリ科)
☆擬宝珠山なので、ギボウシが多いのでしょうか。
トキソウ(ラン科)
(幕営)
一年ぶりのテント泊、今回は高原のキャンプ場ということで、優雅な幕営です。
喉をカラカラにする為、設営を撮ったりして時間を費やしました。
1.グランドシートを広げ、ペグで止めます。
2.グラシの上に本体を広げます。
3テントのスリーブにポールを通します。
そうこうしていると、側の木にスズメバチが何匹か停まっていたので、
4.急きょ移動、フライシートをかけ、張り綱張って終わり。
5分以内に立てる癖、ワンゲル時代のしごき?の恩恵。
夫テント(奥)とマイテント(手前)
☆△烏ヶ山に登るきっかけとなったのは、山友のW夫人からの
お薦めでした。思い切って来て良かったです、W夫人に感謝です。
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△烏ヶ山を眺めながらbeerと夕食。
8時に就寝して朝5時まで熟睡でした。 翌日に続く・・