陸の港西淡から北淡を周り、洲本までサイクリングしました。
GPS軌跡(全体と拡大)
2023.8.27(日)
西淡ー北淡ー洲本サイクリング(陸の港 西淡ー道の駅あわじー洲本)🚴
行程:自宅=明石海峡大橋=南あわじ市サイクルステーション(陸の港 西淡)ー北淡ー洲本=(淡路交通バス)=陸の港 西淡=~~往路に同じ~~自宅
地図:淡路島サイクリングマップ
メンバー:夫・自分
南あわじ市サイクルステーション(陸の港 西淡)
今回もここに車をデポし、自転車を組み立てて出発。
南あわじ市は「淡路瓦」が有名です。
欄干のえびす様が出発を応援してくれている様に思えました。
鯛に噛まれる
一昨日までの山とは打って変わって好天!
海も透き通って海底まで見えました。
海岸沿いに走るので、以降、同じ様な風景写真ばかりです、
ご了承下さい。
どんどん北淡を目差します。遥かに見える陸地は明石?赤穂でしょうか。
暑さも相当だったので、水分休憩を何度も取りました。
明石海峡大橋が見えて来ました。やっと北の先端に来たと思うと、
元気が出ました。
道の駅あわじにてお昼休憩を取り、一路洲本を目差します。
いその楽園という公園に寄って休憩。
足となり、良く走ってくれた自転車に感謝。
日陰は少し涼しい風も吹き、ほっとしました。
エメラルドの海に見とれます・・・
海水浴場の海の家はすでに姿無く、秋の風情でした。
要所に解りやすい標識
洲本の街が見えて来ました。
洲本バスターミナル近くの駐輪場に自転車を停め、
淡路交通バスで、車をデポしている陸の港へ移動します。
南あわじ市サイクルステーション(陸の港 西淡)
洲本から繋げてくれたバスです。
便を調べておくと、繋げるのに有効であり、助かりました。
☆アワイチコースを三回に分けて完走しました。
盛夏のサイクリングは暑かったものの、
海岸線を走る風景は終始素晴らしく、
青い空と青い海が目に焼き付いています。
自転車で走ってこその景色にも多く出会え、
この夏の良い思い出になりました。
白山山系の山ノ峰ー別山を縦走しました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
一日目
二日目
2023.8.24(木)-25(金)
石徹白登山口ー三ノ峰ー別山 往復
行程:
(一日目)
自宅=神戸三田IC=(中国自動車道)=(新名神自動車道)=(東海北陸自動車道)=(中部縦貫自動車道)=白鳥IC=石徹白登山口P
ーいとしろ大杉ー神鳩宮避難小屋(かんばたのみやひなんごや)ー銚子ヶ峰ー一ノ峰ー二ノ峰ー三ノ峰避難小屋 泊
(二日目)
三ノ峰避難小屋ー別山ー三ノ峰避難小屋ー~~往路に同じ~~石徹白登山口Pー~~往路に同じ~~自宅
地図:昭文社 山と高原地図『白山』
メンバー:夫・自分
☆兼ねてより辿ってみたかった、石徹白(いとしろ)道を歩き、別山を目差しました。
天候に恵まれない二日間でしたが、季節終盤の花々に間に合いました。
(植物の名前は図鑑を元に記しましたが、誤記など、指摘下されば幸いです。時系列で記録をしたい為、同じ植物が何度も出ますが、ご了承下さい。)
石徹白登山口Pに車を停め、東屋にある登山ポストへ登山届を投函。
白山・美濃禅定道「南縦走路」と書かれた登山口看板
まずは石段が続きました。
樹齢1800年!のいとしろ大杉
ハクサンボウフウ/白山防風(セリ科)
ヤマジノホトトギス/山路の杜鵑草(ユリ科)
ブナ原生林の中を進みます。
熊にかじられた道標
☆三ノ峰-別山間は熊が多く棲息している様です。
イワハゼ/岩黄櫨(ツツジ科)/別名 アカモノ
☆赤い実がたくさん成っていました。
神鳩宮避難小屋を通過
オオカメノキ/大亀の木(スイカヅラ科)
シラタマノキ/白玉の木(ツツジ科)別名 シロモノ
白い実に成っていました。
ミヤマアキノキリンソウ/深山秋の麒麟草(キク科)別名 コガネギク
ミヤマゼンコ/深山前葫(セリ科)
ヨツバヒヨドリ/四葉鵯(キク科)
母御石と言う名の大岩 1748m地点
霧で周囲は真っ白です。
ハクサンアザミ/白山薊(キク科)
銚子ヶ峰 1810.4m 到着
三等三角点
点名:『銚子峯』
標高:1810.39m
オヤマリンドウ/御山竜胆(リンドウ科)
ミヤマコゴメグサ/深山小米草(ゴマハグサ科)
サラシナショウマ/晒菜升麻(キンポウゲ科)
トモエシオガマ/巴塩竃(ゴマノハグサ科)
オヤマリンドウ?
濃い赤紫色のリンドウを見かけましたが、これも
オヤマリンドウと同じでしょうか・・・
シロバナハクサンフウロ/白花白山風露(フウロソウ科)??
オヤマボクチ/雄山火口(キク科)
オヤマボクチ 拡大
一ノ峰 1839m到着
ウメバチソウ/梅鉢草(ユキノシタ科)
☆群生していました。
オトギリソウ/弟切草(オトギリソウ科)の実?
花が終わった後、実になる途中の状態と思いますが、
何の植物か解りません・・→
タカネシュロソウ/高嶺棕櫚草(シュロソウ(ユリ)科)
と思われます。(「白山*立山 花ガイド」に掲載あり)
ミヤマダイモンジソウ/深山大文字草(ユキノシタ科)
タカネマツムシソウ/高嶺松虫草(マツムシソウ科)
☆この花に会うと「この夏も高山に来れた・・」と実感する、
花です。
二ノ峰 1962.3m 登頂・・・福井県最高峰です!
☆三角点は、後方の濃密な薮の中で到達出来ません。
念のための記述です:
三等三角点
点名:『二ノ峯』
標高:1962.30m
空に夕焼けが広がり、お天気の兆し?と思いきや、
再び霧雨になりました。
三ノ峰避難小屋到着。
☆兼ねてより泊まってみたかった小屋でした。
夜はとても寒く、ダウンジャケットを着てダウンのシュラフにて爆睡。
25日(金)
残念ながら本日も朝から霧雨&風。
荷物を小屋にデポして、別山を目差しました。
避難小屋から三ノ峰までは腰くらいの笹薮を漕ぎました。
三ノ峰 2128m 登頂。
三ノ峰からはきれいに刈り払われておりました。
整備して下さってありがとうございます。大感謝です。
ゴマナ/胡麻菜(キク科)??
ヤマハハコ/山母子(キク科)
ゴゼンタチバナ/御前橘(ミズキ科)
☆今夏は白いお花の時季に訪れることが出来ませんでした。
既に赤い実になっていました。
イワショウブ/岩菖蒲(チシマゼキショウ科)
ミヤマコゴメグサ/深山小米草(ゴマハグサ科)
ガンコウラン/岩高蘭(ツツジ科)
カライトソウ/唐糸草(バラ科)
☆終盤ですね・・
ハクサンフウロ/白山風露(フウロソウ科)
☆「風露」の名の通り、霧に濡れ、風に揺れていました。
タテヤマウツボグサ/立山靭草(シソ科)
別山平
ガスで周囲の眺望は得られませんでした。
ウラジロナナカマド/裏白七竈(バラ科)or
タカネナナカマド/高嶺七竈(バラ科)??
ミヤマトウキ/深山当帰(セリ科)?
ハクサンフウロ/白山風露(フウロソウ科)
露に濡れている風情が、「風露」という名をしっくりさせます。
別山のピークが目前に・・
ミヤマホツツジ/深山穂躑躅(ツツジ科)
☆つつじは漢字ではなかなか書けない難しい字ですね・・
変換してくれればこそ、の難字です・・・
オヤマリンドウ?
シラタマノキ/白玉の木(ツツジ科)の実
ウラジロナナカマド/裏白七竈(バラ科)
☆実が上に向かって付いているので、これはウラジロの方でしょうか・・
竈・・・という漢字も実際に筆記したことはありません・・
マツムシソウに止まっているハチ
別山神社に到着
別山 2399m登頂!
☆2020年の9月に来て以来の登頂でした。
今日はガスで眺望無しです。
二等三角点
点名:『別山』(ベツサン)
標高:2399。31m
待てど霧は晴れず。往路を引き返します。
シナノオトギリ/信濃弟切(オトギリソウ科)
ヒョウモンエダシャクという蝶でしょうか??
ガンコウラン/岩高蘭(ツツジ科)
黒い実が成っていました。
晴れていれば素晴らしい眺望の笹尾根・・・残念至極です。
タテヤマウツボグサ/立山靭草(シソ科)
☆鮮やかな紫色が映えていました。
三ノ峰避難小屋に戻りました。
荷物をまとめて下山します。
ヤマハハコ/山母子(キク科)
足元に巨大なカタツムリが。
カネゴンを彷彿します。
タカネナデシコ/高嶺撫子(ナデシコ科)
ナデシコも早、終盤の趣です・・
カンチコウゾリナ/寒地髪剃菜(キク科)
☆『名は剛毛の生える茎をカミソリに見立てたもの(牧野)』
(図鑑 「白山花ガイド」より)
ミヤマキンポウゲ/深山金鳳花
ノリウツギ/糊空木(ユキノシタ科)
☆『名は樹皮から和紙を作るときに使う糊を採ったことによる。』
(図鑑「白山花ガイド」より)
ミヤマアキノキリンソウ/深山秋の麒麟草(キク科)
ツルリンドウ/蔓竜胆(リンドウ科)のつぼみ
クロバナヒキオコシ/黒花引き起こし(シソ科)
☆黒っぽい小さな花が付いていました。
近寄ってみると、濃い紫色の花でした。
ハクサンカメバヒキオコシの花と似ている感じでした。
オヤマリンドウの群落
再び銚子ヶ峰まで戻り、
水を飲んでいる時、水ポリ(水筒)の水に何かを発見!
水の中にヒルらしき者が。5mmほど。
ご丁寧に糞(フン)らしきモノを出しています。
昨日、沢で汲んだ水に入り込んでいた様です。
よく見ると、シーモンキー??の様な微生物?も
泳いでいました。
水ポリの水を見ずに二日間、飲んでいたとは。
雨後の沢の水は濾して飲むべきでした・・・
茎に大きな毛虫が付いている?と寄ってみると、
寄生バチにやられた毛虫の亡骸でした。
繭からはすっかり蜂が巣立った跡でした。
過去に森で見た時の記録
やっと青空が。
青空の下で眺める御母石
ミズキ/水木(ミズキ科)の実
ヨツバヒヨドリ/四葉鵯(キク科)
銚子ヶ峰?の稜線を振り返ると、今になって青空が・・
岩の上に大きな黄色いナメクジが居ました。
目が黒くて、なかなか可愛い配色です。
陽が差すブナ林
これは?・・と寄ると、ヤマジノホトトギスの花が閉じた状態でした。
夕方近くになると早い店じまいの様です。
下山する頃晴れて来る、と。
無事に下山。
駐車場に着くと、アスファルトの中から
ゲンノショウコ/現の証拠(フウロソウ科)が果敢に
咲いていました。
ゲンノショウコも可愛い花ですね・・・
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ひと夏に一度は訪れたいと思っている白山山系、
遅まきながら訪れました。
今年は花の開花が例年より早いと聞いた通り。
山は既に秋の風情でした。
ふと記録を振り返ると、3年前の9月後半はまだ
多くの花が咲いていた様です。
(調べに使用したガイドブック)
☆白山山系に特化した二冊、そして高山植物のポケット図鑑も
大変ありがたい一冊です。