日本語「誤」百科 914 シフトチェンジ を例題にしている。コラムの解説は、シフト チェンジ このどちらも変えるという意味であるとして、何を変えるか意味内容がわからないと言う。これはこのコラムで繰り返される言い方の、同語反復なのかと思ったら、その説明はないようだ。シフトレバーチェンジか、ギアチェンジと言うのが正しいとする。確かにその通りで、シフトレバーと言うからそうだろうとの説明もうなずけるが、日本語ではまた、シフトダウン シフトアップ という語を派生させている。和製英語のシフトは、シフトすることでもあるので、それをアップするか、ダウンするかとなって、シフトチェンジはシフトレバーでダウンする、また、アップするチェンジということでもある。シフトチェンジを自動車用語として、変速操作と言うのは通用していてわかりよい。シフトする、上か下へかチェンジする、ということをカタカナで簡潔に伝える。 . . . 本文を読む
浜岡3号機 再稼働手続きへ 中電、来年度に審査申請 20131226中日新聞トップ記事、見出しである。リードには、中部電力は二十五日、浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)の再稼働に向けた安全審査を、二〇一四年度中に原子力規制委員会ひ申請する方針を明らかにした、とある。左側には、だらだらネっと成績ダウン 小中生学力テスト分析 と見える。記事には、インターネットを一日四時間以上する小中学生の成績は下がる―、とある。全国学力・学習状況調査の分析結果で、小学六年と中学三年性に国語と算数または数学で、その際に行ったアンケート結果と成績の相関関係では、正答率がネット1日4時間以上1時間未満まで比例して高くなるということが分かった。まったくしない子はネット1時間未満する場合より、点数が低くなっている。インターネットする、1時間未満であれば、ネット依存になっていないということでもある。 . . . 本文を読む
敬語は礼儀の言葉と考えて現代敬語をとらえてはいかが。敬語は、うやまう、いやまう、という原則をもつ。敬う語としての古代からの解釈を現代風に、礼儀 ヰヤマヒ と見る。日本語の敬語表現を歴史にたどれば明らかにされているように、尊敬、謙譲、丁寧の用法を分析し、現代敬語の分類には、謙譲を謙譲ⅠとⅡに分けることで、丁重を分け、美化語を加えた5分類にする。この尊敬と謙譲を現代の敬語に表現して行くと社会的上下と身分関係を表わすという説明が行われる。それはまた敬語の用法を間違えないようにということでその関係を固定化する言語表現となっている。敬語はその使用場面で話し手と聞き手、その話題の相手に、失礼のないようにと使い分けられる。それでは、対人関係の上で、身分を規定するような言葉づかいではなく、原則に礼儀を持つ言語表現とすればわかり良くなることがある。つまり謙譲の説明に、ヘリくだりという日本語を当てはめて、そのやりとりの情況を現代社会で通用させるには、説明が困難となる。こちらを下げることで、相手を上げるといったことは、どうもわかりにくく、対外的にもこれからのよりよい日本語のためにも不合理である。
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テンプレートから、おこじょを選んだ、おこじょは、いたちである。えぞいたち やまいたち 白鼬 山鼬 >体長はオスで16 - 33 cm、体重は150 - 320g程度。イタチ科は一般に胴長短足であるが、オコジョの後ろ足は比較的長く、これによる強力な跳躍力を有している。目から鼻にかけての吻が短く、イタチ科にしては丸顔をしている。耳は丸い。一年に2回換毛をし、夏は背側が茶色で腹側が白い。冬は全身が白になる。尾の先は黒い。 >オコジョは、ネコ目(食肉目)イタチ科に属する動物である。学名は Mustela erminea 。別名、ヤマイタチ(山鼬)。イギリスを含むヨーロッパ中北部、アジア中北部、北米に生息している。日本には、ホンドオコジョ M. e. nippon 、エゾオコジョ M. e. orientalis の2亜種が生息している。 . . . 本文を読む