この漢字語をカタカナにすれば、指針はガイドライン、灰色地域はグレーゾーンそして行程はロードマップとなり、カタカナ用語が示すそれぞれは軍事用語となる。漢字語には何ら、その意味合いはないが、この語に、このカタカナ語にあるのは安保政策であり集団的自衛権である。日米ガイドラインと説明するのは、現行に、平時、周辺事態、有事である。これが、かわるのか。平時や周辺事態の区分を削除し、自衛隊と米軍が世界規模で防衛協力し、集団的自衛権の行使可能に至る。日米防衛協力のための指針、これをガイドラインとするものだ。その改定を経た再改定に中間報告がまとめられたニュースである。日米両政府の、外務・防衛局長協議が防衛賞で開かれた。現行の指針は1997年の朝鮮半島有事であった想定に、周辺事態があった改定であったものが、区分の削除に加えた日米同盟のグローバルな性質による協力の範囲を決めたとある。 . . . 本文を読む
日本語文法を考えてみる。おそらく日本語を文法分析する、文法のもとに捉えようとすることは、日本語が外国語を学ぶという経過にある。すなわち、中国語を取り入れ英語を取り入れたその時々に行われたことである。日本語が漢語文法をもとに分析され、英語文法をもとに日本語の文法が作られたというような見方である。繰り返しこの仮説を主張するものであるが、中国語は古代漢語であるし、英語は近代の英国から米国に渡っての言葉である。その英語はいまも学び続けている。日本語と漢語、その時期を1500年余経過して、この150年余は日本語と英語が重なって、日本語文法にそれぞれの文法を取り入れることになる。英語はいまもなお、アメリカ英語を取り入れて、日本語は学び続けている。もちろん、外国語と言う、その言語のなかには、古代に朝鮮半島を経由しての言語があり、はるかインドの古代語にも及ぶし、その漢語に翻訳された言語の影響もある。さらに時代を下げて古代漢語は大陸中国の中原地帯の言語に及び、その文物の移入とともに言語が写される。漢字をまなぶ、モジヲ言語とする経過である。そして、ポルトガル、スペイン、オランダに次いで、ヨーロッパ諸国、とりわけ英国を筆頭にフランス、ドイツ、ロシアとだけでなく、日本語は外国語に接することになって、日本語が言語のなんであるかを分析し始める。 . . . 本文を読む
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、育て大東犬 大奮闘 とある。副題に、南大東島生まれの固有種、絶滅危機から繁殖に成功 とある。日本経済新聞の文化面、20141009付けである。執筆者は、 宮城保雄氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。
冒頭の文は、次である。
> ダックスフントを思わせる胴長の小柄な体に、がに股の短い脚。甲高い声でいつまでも鳴き続ける。
末尾の文は、つぎである。
>日本が誇る貴重な犬種の復活のため今後も貢献していきたい。
書き出しの文段は、次のようである。
> ダックスフントを思わせる胴長の小柄な体に、がに股の短い脚。甲高い声でいつまでも鳴き続ける。日本固有の犬種だと言っても、多くの人は信じがたいかもしれない。 . . . 本文を読む
米軍支援で地理制約を削除 日米指針、集団的自衛権反映へ 中日新聞トップ記事、見出しである。20141009
リードには、
日米両政府は八日、外務・防衛局長級協議を防衛省で開き、自衛隊と米軍の役割分担を定めた日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の再改定に向けた中間報告をまとめた、
とある。
中段見出しには、「研究つらいと思ったことない」 赤崎さん・天野さん電話対談 とある。20141009
記事には、
「赤崎さんとご一緒しちゃって、良かったのかなぁ」「いやぁ、それが一番うれしかった」-、
とある。
>ノーベル物理学賞の受賞が決まった赤崎勇・名城大教授(85)と天野浩・名古屋大教授(54)が吉報から一夜明けた八日、名古屋市天白区の名城大と天野さんの出張先のフランス・グルノーブルを結び、本紙が仲介した電話対談で喜びを分かち合った。 . . . 本文を読む