ノーベル賞の受賞に、日本人物理学者3人が選ばれた。いまや、おなじみとなったLED電球、長時間録画が可能になったブルーレイ、薄型テレビの発色など、その青色発光ダイオードである。
発光ダイオード、Light Emitting Diode、LED と言う。説明によると、 >発光ダイオードは、半導体を用いたpn接合と呼ばれる構造で作られている。発光はこの中で電子の持つエネルギーを直接、光エネルギーに変換することで行われ、巨視的には熱や運動の介在を必要としない。 というふうで、青色の発光ダイオードにより、白色が可能となって、24時間つけっぱなしの電球が4年間は持続する、エネルギー効率の良さである。それはまた、青色発光が今世紀の発明となった。スウェーデン王立アカデミーは、白熱灯が20世紀を照らし、青色LEDが21世紀を照らすとその業績を称えた。 . . . 本文を読む
台湾の日本語教育の時代を5つの段階に分ける。国際交流基金の地域情報による。全体的状況、沿革・背景には、1895年~1945年 日本統治時代、1952年~1971年 国交締結時代、1972年~1987年 国交断絶時代、1988年以降 李登輝政権時代、1990年代後半 中等教育機関での第二外国語教育開始、とある。最近の状況には、中等教育で、この15年来、普通高校の第二外国語教育推進計画が行われ、1996年から実施された、推動高級学校中学選修第二外語文実験計画を経て、さらに、推動高級中学第二外語教育五年計画が1999年7月から2004年12月まで実施されたようである。日本語教育実施校および、日本語科目の履修者数は飛躍的に増えた。 . . . 本文を読む
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、漆うるわし 鉄の裏方 とある。副題に、樹液採取の用具、オーダーメードで作り半世紀 とある。日本経済新聞の文化面、20141007付けである。執筆者は、 中畑文利氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。
冒頭の文は、次である。
> 漆製品作りは漆の木から樹液を掻(か)き採るところから始まる。
末尾の文は、つぎである。
>後進を通じてしっかり残していきたい。
書き出しの文段は、次のようである。
> 漆製品作りは漆の木から樹液を掻(か)き採るところから始まる。鉄製の特殊な漆掻き用具の製法をただひとり受け継ぎ、作り続けて50年余り。樹皮をはぐ鎌、幹に溝を彫るカンナ、そこから樹液をふき取るヘラなど。特にカンナは1年使うと刃がすり減ってしまうので、漆を掻き取る職人ひとりひとりの注文に合わせて時間をかけて作っている。
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台風18号は東海地方に接近し上陸が必至と見られた。名古屋市内には明け方、海上を通過してかすめるように通過して静岡県に達した。警報が出されて学校休みの情報がとびかった。そこに、鉄道の始発からの運転休止で混乱による事態は早々から市民の対応となったようだが、問題に浮上したのは、名古屋と豊橋間の新幹線は動いているが、ほかの各社は動かなかった。それには次の事情があった。
中日新聞の報道より。
>名鉄と近鉄は通常通り、雨量計などのデータを基に始発前に判断
名鉄は通常通り、六日の始発前の検討会議
近鉄も通常の台風と同じく、始発前に検討会議
>JR東海が前日にすべての在来線の運休を決めた . . . 本文を読む
区画分けし全面捜索へ 御嶽山、山頂付近440人態勢 中日新聞トップ記事、見出しである。 20141007
リードには、
登山者五十一人が死亡、十二人が行方不明となっている長野、岐阜県境の御嶽(おんたけ)山(三、〇六七メートル)の噴火で、両県警や自衛隊などの救助隊は六日、台風18号による二次災害の危険があるとして、二日連続で捜索を見合わせた、
とある。
>晴れが見込まれる七日は、山頂付近に捜索人員としては最多の四百四十人を投入。捜索箇所をくいとロープで四十メートル幅に区分けした上で、百人が横一列になった四十メートルの隊列をつくり、棒などを使って徹底的に捜す。
トップの左には、死者4人不明5人 台風18号、静岡・横浜で土砂崩れ とある。 20141007
記事には、
大型で強い台風18号は六日朝に浜松市付近へ上陸後、勢力を保ったまま東京都心など首都圏を直撃して太平洋へ抜けた、
とある。
>東海や関東甲信を中心に各地で猛烈な雨や風となった。夜には温帯低気圧へ変わった。共同通信のまとめでは、五日以降の死者が四人、行方不明が六人。警察庁によると、重軽傷者は四十九人に上った。
記事中見出しに、鉄道貨物の東西寸断も、とある。 . . . 本文を読む