現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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大ブレーク、役割語

2014-10-21 | 日本語新百科
役割語辞典が出たそうだ。正しくは、小辞典が書名だある。出版社のサイトで、特定のキャラクターと密接に結びついた言葉づかいを「役割語」と呼び、〈老人語〉〈お嬢様語〉〈武士ことば〉などと定義をした上で、役割語としての語義や成り立ち、使用場などを辞書風に解説した、とあって、位相語の考え方であろうかと、まずは思う。その目次なるところに、ヴァーチャル日本語辞典」たおる。これはなんだろうか、バーチャル virtual でよいのだろうと見当をつけて、事実上の、実質的な、を意味する形容詞のようだが、気になるのは、ヴァーチャル日本語となると、仮想の、とか、そこで、見ていくと、仮想という訳はバーチャルリアリティにおいて使われたのが初めてではなく、例えばVirtual Workを仮想仕事と訳すなど、古くから用いられている、はてなキーワード - はてなダイアリー d.hatena.ne.jp › はてなキーワード › 一般、との説明があり、このヴァーチャルはどちらだろう。さらに、役割語の表現は、小説、演劇、映画、テレビドラマ、流行歌、マンガ・アニメといった大衆作品でよく活用されているので、そうしたさまざまなジャンルから数多くの用例、とする。これはさらに、この小辞典を見なければわからないが、言語学的に厳密な解説をした辞書というよりは、気軽に読める読み物風の記述とあるので、役割語の提唱者からすると、この扱いはどうなんだろうかと考え込んでしまう。 . . . 本文を読む

日本語文法文章論 画材で探る日本画

2014-10-21 | 日本語文法文章論
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、画材で探る日本画らしさ とある。副題に、近代の歩み、絵の具や紙、筆から科学的・歴史的に研究 とある。エッセイである。日本経済新聞の文化面、20141021付けである。執筆者は、  荒井経氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。 冒頭の文は、次である。 >日本画とは何か。 末尾の文は、次である。 >様々な調査結果が、これらを考え、議論する客観的な材料になっていくことを願っている。 書き出しの文段は、次のようである。 > 日本画とは何か。日本由来の顔料を使い、和紙に毛筆で描く絵画――。美術ファンのみならず、おそらく日本画家さえも漠然とこう考えている人が大半だろう。だがこれらは、正しく日本画を規定するものではない。 . . . 本文を読む

語彙の論12 語について誌す

2014-10-21 | 語と語彙
語について記すと入力して、誌す、と表記したかったが、変換ができなかった。読みにはないのだろうか。goo辞書にはこれを見出し項目で揚げる中に表記する。コトバンクには形容詞の、しるし、と同源と記載し、また徴すを挙げている。ロゴスには同音異義に、印す、標す、記す、誌す、印す、標す、記す、誌す、などとある。さてその語について記すとなる、語誌について、語誌、語志、語史と表記して、まとめてしまっているのは、ある言葉の起源や意味、用法などについての変遷を書いたもの、と語釈する。そこで、語誌については辞書の凡例によるとよい。デジタル大辞泉を挙げる。それによれば、語源と語誌を、見出し語のあとに必要に応じて説明するとある。この項目説明では、語源に拠るところがあって、語の成り立ち、その由来を示している。目次には、語の記述の方針を詳しくするところがあって、語誌を広くとれば一つ一つの、この内容になる。 . . . 本文を読む

ギャラ

2014-10-21 | 日本語百科
ギャラは出演料のこと、guarantee とすれば、テレビ番組、映画などの契約出演料ということになる。保証金とあるのは、この語の意味にかかわる用い方であるし、さらに、通称のギャラは、意味変化して人件費のことでもあるようだ。  >上記から転じて、アニメ・各種ゲームソフトなどの製作に、特にフリーランスや外注の立場で携わる、各種契約スタッフ・キャラクターデザイナー・声優・監督などの人件費のこと。   だそうだ。ギャランティー、報酬、対価、品質、信用を保証すること、ウイクショナリより。タレントなどの、話題になると、1時間200万円以上の相場があるようである。俳優のご意見番ゲストとなると、その俳優の顔が浮かぶようなことであるが、30万から80万ぐらい、控えにいるかたち、のいわゆる雛壇芸人と言われたタレントは10万から30万ぐらいとか。 . . . 本文を読む

1021 大臣のダブル辞任

2014-10-21 | 日記
小渕氏、松島氏 看板閣僚、ダブル辞任 政権痛手 中日新聞トップ記事、見出しである。 20141021 リードには、  小渕優子経済産業相(40)=衆院群馬5区=と松島みどり法相(58)=同東京14区=は二十日、閣僚を辞任した、  とある。 >小渕氏は不明朗な政治資金問題、松島氏は地元選挙区でうちわを配布した問題の責任を取った。 >二〇一二年十二月発足の第二次安倍内閣で、不祥事による閣僚辞任は初めて。九月三日の内閣改造の目玉とした女性閣僚のうち二人がわずか一カ月半で辞任し、政権運営に深刻な打撃となる。 記事の中見出しに、後任 宮澤経産相、上田法相 とある。 また、同じく、小渕氏辞表、5時間後松島氏も 「傷最小に」首相決断 とある。 . . . 本文を読む