語彙論は言語資料の語を統計し処理をして、いくつもの成果を上げている。その語彙のとらえ方のもとにあるのは、語彙項目、それは単語を数えるということなので、ふつうに数えられないと思ってしまう語の数を統計によって確定する。語彙論で用いられる語彙の定義が辞書義にも現れて説明がわかりやすくなった。その中で基本語彙という用語を明らかにしている。辞書によって、日常の言語生活に必要で、使用頻度の高い単語の総というふうに、その説明に、使用頻度、単語の総体という解説がなされている。さらには、通常の社会生活を維持するために必要な単語の総体とするのは、言語資料によることなので、いずれの場合も基本語彙のことを日常生活に必要とするのはよく考えなければならない。 . . . 本文を読む
犠牲47人の身元判明、不明なお19人 御嶽山噴火 中日新聞記事トップ見出しである。20141003リードには、
戦後最悪の火山災害となった長野、岐阜県境の御嶽(おんたけ)山(三、〇六七メートル)の噴火で、長野県警は二日、死亡が確認された四十七人全員の身元を確認した、
とある。
>うち四十六人の死因は噴石が当たったことによる外傷性ショックの「損傷死」で、一人は熱風を吸い込んだことによる気道熱傷だった。同県木曽町は同日夜、このほかにも安否不明者が十九人に上ることを明らかにした。
トップ左の見出しに、新日鉄住金、名古屋所長を更迭 とある。20141003
記事には、
新日鉄住金は二日、爆発事故などトラブルが相次いでいる名古屋製鉄所(愛知県東海市)の酒本義嗣所長(58)=常務執行役員=を社長付とし、後任に藤野伸司常務取締役(59)を充てる役員人事を発表した、
とある。 . . . 本文を読む
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、模型キノコの盆栽 繁殖中 とあり、副題に、一期一会のはかない存在、100鉢以上を粘土で表現 とある。日本経済新聞の文化面、20141003付けである。執筆者は、 渋谷卓人氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。
冒頭の文は、次である。
> 深紅のカサにイボのあるベニテングタケ。
末尾の文は、つぎである。
>まだまだ満足できるレベルには遠いが、私の盆栽を見て、きのこ好きが増えてくれたらうれしい。
書き出しの文段は、次のようである。
> 深紅のカサにイボのあるベニテングタケ。網目状のマントを広げたようなキヌガサタケ。昆虫に寄生する冬虫夏草。多様な生態や不思議な姿形に魅了され、幼い頃からきのこ探しや観察が大好きだった。長年の知識を生かし、大人になって始めたのが「きのこ盆栽」。本物そっくりの造形を粘土で追求、これまで100鉢以上作ってきた。 . . . 本文を読む