現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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語彙の論 15 語と形態素

2014-10-25 | 語と語彙
語の形態は音声である。これは音声言語をとらえて議論をすればその形式に音声が分析される。形態素のレベルは形態になる音声の連合を音素のレベルに分解してその音素結合を明らかにする。それはまた、語を固定して語の意味をとらえた上で、語彙的意味、文法的意味において形態素の単位をとらえる。形態素 k- が表わすのは、形態 kuru kimasu konai などの、語となる、来る、の分析である。形態素 s- も同様である。語は、する、である。このような分析については音声言語を言語学の対象とした議論である。それに対して、日本語の場合は同様の形態素の議論が可能であるが、語の形態は文字であることに留意しなければならない。その文字に漢字がある。いま、語の形態が文字であるとして、これは文字言語をとらえて議論をすればその形式に漢字と仮名が分析される。日本語の語彙を漢字文字、仮名文字の集合としてとらえることは、語彙の論を展開する語の項目に漢字の重要性を言わなければならない。ひいては言語学を文字の論としても展開することになる。 . . . 本文を読む

日本語文法文章論 信長の強面イメージ修正

2014-10-25 | 日本語文法文章論
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、亀綾織 再び幻にさせぬ とある。副題に、山形の復元プロジェクトメンバー、伝統の技を次代へ とある。エッセイである。日本経済新聞の文化面、20141024付けである。執筆者は、 文化部 神谷浩司氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。 冒頭の文は、次である。 >  戦国武将、織田信長(1534~82年)は、強権的な手法で伝統を打ち破った強面(こわもて)の人物という印象がある。 末尾の文は、次である。 >最近では一般の歴史ファンが手に取りやすい新書として紹介されるようになっており、信長像の見直しに拍車がかかりそうだ。 書き出しの文段は、次のようである。 > 戦国武将、織田信長(1534~82年)は、強権的な手法で伝統を打ち破った強面(こわもて)の人物という印象がある。しかし、近年の戦国史研究では信長の手紙や公家の日記などの分析が進み、伝統的な秩序を重んじて将軍や朝廷をたてたり、世間の風評を気にしたりする姿が浮かび上がってきた。「信長=革命児」との固定的なイメージに見直しを迫っている。 . . . 本文を読む

留学生の日本語教育に

2014-10-25 | 日本語教育の歴史
教育史に立場を作る。歴史の視点を持つ。そのことについて繰り返し述べてきたことである。留学生の教育に携わってきたことが日本語教育史の視点を作って来た。わたしの個人史では学生時代に日本語教師の家庭教師の経験があり、日本語教育の研究職を得ようとした契機があって、その後に大学の非常勤で日本語を教えることになった。それが留学生を対象としたことであった。そして大学院進学の留学生教育を続け、その一方で、日本語教師の研修とサバイバル教育をはじめ、学部留学の予備教育を行い、さらには、わたしの日本語教育は教師養成のコース担当、大学院博士の留学生二研究指導をしている。1970年代のことから36年にもなる。70年街から80年代半ばには中国からの日本語教師研修コースと外国語大学での大学院留学生予備教育、市民向けに日本語教師養成講座を始めた1980年代後半には学部学生の予備教育、留学生別科を作り、 . . . 本文を読む

孔子28話 曲阜陥落

2014-10-25 | 中国歴史ドラマ
孔丘の改革案に激しく反発する孟孫氏と叔孫氏。煮え切らない態度の季孫斯のもとを訪れた少正卯は、真夜中までにどちらを取るか返事がなければ、孟孫氏と叔孫氏の私兵を率いて曲阜に攻め込むと告げる。孔丘はたった100人の守備兵で少正卯率いる5000人を迎え撃つ準備を進め、季孫斯も孔丘とともに戦う決意を固めた。数の差をものともせず奮戦する孔丘らだったが、少正卯は町に伏兵100人を忍ばせていて……。wowowオンラインあらすじより。曲阜是中国首批国家历史文化名城。是孔子、颜回、左丘明、鲁班等名人的故乡,黄帝诞生地,儒家文化的发源地,对中国及日本、韩国、东南亚地区等儒家文化圈具有深远影响,是东方文化的重要发祥地。 . . . 本文を読む

1025 エボラ熱

2014-10-25 | 日記
エボラ熱1万人に迫る NYで男性医師陽性  中日新聞トップ記事、見出しである。 20141025   リードには、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の感染者が、一万人を超える勢いで増加を続けている、とある。 >感染は欧米にも波及し、二十三日には米ニューヨークでも男性がエボラ熱の陽性反応を示したことが判明した。「日本上陸」の懸念も現実味を帯びつつある。厚生労働省は二十四日、空港での検査強化を指示するなど対策を急いだ。 ニセ電話詐欺の被害44億円 中部6県で1~9月 20141025    >  他人になりすまし現金をだまし取るニセ電話詐欺が過去最悪のペースで増加している。愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀の六県では一~九月の被害が計八百七十七件、総額四十四億七千四百万円に上り、前年同期より計百件、約七億五千万円増えている。警察庁によると、一~八月の全国の被害総額は三百五十五億円で、初めて年間五百億円を超える恐れがある。 . . . 本文を読む