東日本大震災では、水戸も大きな被害をこうむったそうです。今も、倒れたままになっているお墓があちこちで見られますが、被災の姿を残している建物もまれではありますがまだ見かけます。
復興記念碑の多くは寺社で見られるようですが、復興の記念だけではなくて、今後起きるであろう似たような天災に対する決意表明のようにも見えます。またそうでなければいけないのでしょう。
回天神社(松本町13-33)
東日本大震災復旧記念碑とあります。忠魂塔や殉難烈士の墓等に被害があったようです。その年(平成23年)のうちに復旧できたようです。
仏性寺(栗崎町1984)
東日本大震災之碑とあります。平成24年に、被災からの早い復興と、この出来事が語りつがれて行くように建てられたようです。本堂の八角堂が再建されたのは平成26年だそうです。
下河原稲荷神社(青柳町)
東日本大震災による倒壊鳥居の復興記念碑とあります。建物等に被害があり、特に鳥居が全壊したため、平成23年のうちに地鎮祭がすんだことを記念して、平成24年に建てられた記念碑だそうです。
吉田神社(宮内町3193-2)
東日本大震災復興記念碑とあります。平成28年に、おおくの篤志によって復興できたようです。碑の裏面には篤志者の名前が刻されています。
薬王院(元吉田町682)
報恩慰霊之碑とあります。平成25年に復旧事業実行委員会が組織されて、その後、仏像、建物などの復興が成就し、平成29年にその記念として碑が建てられたそうです。
稲荷神社(平須町1009)
東日本大震災復興記念之碑とあります。本殿、玉垣、鳥居、灯籠が改修されたそうです。