弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

判事が答案 提出したら もはや弁明 許されぬ

2006年06月19日 19時49分38秒 | 未分類
幸い、私の判決のことではないが、弁護士から「説明を求めたくなる判決がある」と言われることがある。
それに対する私の返歌。
昔から「裁判官は弁明せず」が格言とされているのは、もしそれを許すと、裁判官が自分の不十分な「答案」に対して後付けで理由を補充することも可能になり、それでは裁判官に有利になり過ぎるからだと、私は考えている。
もし、説明が不十分な「答案」があったとしたら、弁護士としては、その補充を許すことなく、徹底的に批判するしかないのだろうと思う。

たとえ母国と サッカーしても 「公正らしさ」は 問われない

2006年06月19日 19時27分53秒 | 未分類
ブラジル人のジーコ監督が、ブラジル出身の三都主アレサンドロ選手を含む日本代表チームを率いて、ブラジルと戦う。
やあ、サッカーって本当にいいもんですね。

敵の王将 戴いたから 王国はもう 死んでいる

2006年06月19日 00時49分46秒 | 未分類
がんばれ、対ブラジル戦どどいつ。
これが将棋だったら、サッカー王国ブラジルの名将ジーコを戴いているのだから、日本は既に勝っているのだけれども。

ニュルンベルクで 敗戦すれば 「戦犯ドイツ?」と 言われてた

2006年06月18日 23時51分52秒 | 未分類
クロアチアに負けなくて良かったけど、ブラジルに勝たないといけないとは。

明日の明け方 朝日は昇る? 朝から晩まで 生テレビ!

2006年06月18日 14時18分47秒 | 未分類
それにしても、今日のテレビ朝日は力が入っていますね。
「パネルクイズアタック25」までワールドカップ特集?になっていたのには、びっくりしました。
夜まで盛り上がりましょう。

「評議」終わって 失礼します お茶も飲ませて もらわずに

2006年06月18日 10時57分55秒 | 未分類
6月17日(土)午後、大阪で、日本裁判官ネットワークの企画として、最高裁制作の裁判員制度広報映画「評議」の上映会を開催した。
様々な感想が出た中で、あるシーンに関し、こんな意見交換があった。
裁判員の1人が評議室のポットのお湯とティーバッグでセルフサービスでお茶を入れるシーンで「もっと立派にお茶を出したらどうか」「お茶を自分で入れるというのは裁判所の美風だろうが、裁判員に対して失礼では」。
昔の吉本新喜劇で、訪問客が「どうもお茶もいただきませんで」と言って帰るギャグを思い出した。

消毒されない 注射の針が 消去されない 消去法

2006年06月18日 10時25分18秒 | 未分類
「B型肝炎」最高裁判決(3)
消去法での因果関係立証を認めた点をどどいつに。

判事自身も 潜伏期間? 子供時代は 回し打ち

2006年06月17日 21時06分06秒 | 未分類
「B型肝炎」最高裁判決(2)
除斥期間につき、潜伏期間中は進行せず、発症時が起算点とした点をどどいつに。

回しうちわの 軍配上げた 僕らもされてた 回し打ち

2006年06月17日 12時53分43秒 | 未分類
「B型肝炎」最高裁判決(1)
一部破棄自判の逆転判決であった点をどどいつに。

まわしうちわ【まわし軍配】行司が判定を示すためにいったん上げかけた軍配を、途中で誤りに気づいて、正しい勝ち力士の側に体を向けて上げ直すこと。(相撲大事典)

永世名人 光速の矛 鋼鉄の盾が 跳ね返す

2006年06月17日 00時27分27秒 | 未分類
将棋の第64期名人戦が決着した。
「第17世永世名人」資格者の谷川浩司9段(「光速流」の攻め将棋)の挑戦を、森内俊之名人(「鋼鉄流」の受け将棋)が退けて防衛し、通算4期となった。
来期名人戦は「第18世永世名人」(名人位通算5期)の資格を賭けた大勝負となる。
できれば、同じく通算4期の羽生善治挑戦者が登場する「永世名人戦」を見てみたい。

医師に求める 説明義務を 果たしていますか? 弁護士さん

2006年06月17日 00時02分42秒 | 未分類
ただ、何かと医師に求めていらっしゃるが、それは弁護士にも跳ね返ってくる教訓でもある。
「先生がこの種の事件の弁護を担当するのは初めてだったなんて聞いてませんでしたよ。」
「当然、大先生が出廷して下さると思っていたのに、まさか弁護士になったばかりのイソ弁の先生に丸投げされるとは、思ってもみませんでした。」

青戸病院 医師らも青く 実刑瀬戸際 青ざめる

2006年06月16日 23時52分44秒 | 未分類
15日の「慈恵医大事件」東京地裁判決(以下、判決要旨の抜粋)から。
「知識、技術、経験がない3人が手術を始め、死亡させた。」「被告らを実刑に処すべきとも考えられるが、本件の責任を3人に全面的に負わせることが相当でないと認められる事情もある。今回に限り執行猶予が相当と判断した。」

若い女性は 向こうを見ずに 人とぶつかる Missをする

2006年06月16日 23時46分14秒 | 未分類
交差点で歩行者同士でぶつかり、怪我をした老女の若い女性に対する賠償請求を認めた15日の東京地裁判決から。
私も東京の街を歩いていて、近いうちにきっとこういう「交通事故」が起こると思っていた。
(以下、毎日新聞16日朝刊記事の判決抜粋から)
「健康な成人は道を歩く際、高齢者や幼児、障害者ら弱者に進路を譲ったり減速や停止したりすべきだ。現場は当時、多くの歩行者が行き来していたのに、若い女性は友人と話しながら漫然と歩き、お年寄りに気付かなかった過失がある」

ワイドショーでは 捜査が終わり 情状弁護を 始めてる

2006年06月16日 23時39分52秒 | 未分類
「容疑者の卒業文集」公開中?

なんで市民の 参加が要るか それも「日本の 論点」だ

2006年06月16日 00時35分06秒 | 未分類
文藝春秋編「日本の論点2006」の論点77(702頁~)は「裁判員制度は実現できるのか」。
日本裁判官ネットワークのメンバーでもある森野俊彦判事が「裁判員制度の難関は知識と経験の違う法律家と市民が行う評議にあり」と題して執筆している。
私は、そもそもなぜ市民の参加が要請されたのか、率直に考えることも大事だと思う。

日本裁判官ネットワークの次回例会は今週末の17日(土)大阪にて(詳しくはHP、http://www.j-j-n.com/を参照)。
最高裁が制作した映画「評議」を上映し、討論する。ぜひお越しを。