フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

インド雑貨の店で買ったグラスとスプーン

2016-01-17 01:17:35 | グラス

柏駅東口のインド雑貨店でチャイを飲むためのグラスを買いました

 JR柏駅東口にインド雑貨の店があります。ここで、少し緑がかったラムネのガラスのようなグラスを買いました。チャイ用のグラスです。

 ステンレス製のスプーンも買いました。銀製の手打ちのスプーンのような感じです。ちょっと大きめですが、ガラスのコースターを合わせてみました。
 チャイを淹れて飲もうかとスプーンも買ったのですが、多分耐熱ガラスではないと思うので熱い湯を注ぐと割れてしまいそうです。
 インドチャイは、紅茶にたっぷり牛乳を加えて、ジンジャー、シナモン、グローブ、カルダモンなどの香辛料と砂糖を入れて飲みます。ミルクパンなどで沸騰させたお湯に、
紅茶を入れて煮出して作るのでかなり熱いです。それを、このグラスに注いでも大丈夫なのか・・・思案中です。インドチャイは、マグカップのような陶器で飲むことが多いのではないか・・・と想像するのですが。インドへも行ったことが無いので、わかりません。

 結局、ウィスキーのソーダ割で使っています。ちょっと小さくて飲みごたえないw…

 

 なかなか良い風情です。銀製風のスプーンで、軽く混ぜて飲みます。
 ウィスキーは、モルト、グレーンブレンドのスコッチ「ヘッジスバトラー」・・・聞いたことのないスコッチです。でもカラメルの香りと甘味があって、けっこう好きな味です。軽くソフトで重厚な香ばしさはありませんが、ソーダ割にはよく合います。

 チャイは、トルコでもよく飲まれています。トルコのチャイは紅茶を熱湯で煮出して作りますが、インドのように牛乳や香辛料は入れないようです。ウィスキーより濃い茶色で、その色が見えるようガラスのコップに注ぎます。かなり濃いので、適宜お湯で薄めて砂糖を加えて飲むようです。

 チャイは、インド地方や中東、北アフリカ方面でもよく飲まれているようで、それぞれの文化圏で個性的な淹れ方があります。そこで使われているグラスや陶器を集めて、それぞれのチャイを淹れて楽しみたいと思っています。
 チャイをうまく淹れられたら、また報告いたします。

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ベネチア・リキュールグラスと貴腐ワイン

2016-01-05 00:14:00 | グラス

ベネチアリキュールグラスとフランスの貴腐ワイン

 暮に、年が明けたら飲もうと思って上野駅中の紀伊國屋さんでフランスの貴腐ワインを買いました。新しい、と言っても40年以上前ですが、ベネチアのリキュールグラスを使ってみました。

 
 フランスの貴腐ワイン、”Chateau Doisy Vedrines SAUTERNES”2012年( シャトー・ドワジ・ヴェドリーヌ ・ソーテルヌ)です。
 貴腐ワインはハンガリーの”トカイ”が有名ですが、紀伊國屋さんには置いてなくて、その代わりにこのワインを勧められました。

 

 

 グラスはステムが太く、不規則でやわらかな凹凸があります。ボウルには繊細な模様が彫られていて、クラシックなデザインです。

 

 これもステムが短いベネチアのリキュールグラスです。ステムの部分に少し黄色いガラスが使われていて、ワインの色とマッチしてとてもキレイです。色のついたグラスは、お酒の色がわからなくなるのでほとんど使わないのですが、このグラスはステムは黄色でも、ボウル(カップの部分)は透明です。まるで、このワインを飲むためのグラスのようです。

 貴腐ワインは、ブドウの粒はその皮にセルロースが含まれていて果肉の水分が蒸発しないようになっています。ブドウの房に付く貴腐菌はカビの一種で、この皮のセルロース質を分解するので粒の中の水分が蒸発してしまいます。その結果、果肉に含まれる糖分が濃縮され、まるで干しブドウのようになります。このブドウを使って作ったワインが貴腐ワインです。アルコールは果糖が分解醗酵して作られるので、貴腐ワインはアルコール度数が高目になり甘みも強くて、しかも貴腐菌の香り高い大変上品なワインとなります。貴腐とは、高貴な腐敗という意味です。
 貴腐ワインに使われるブドウは、貴腐菌をつけて繁殖させるため、どうしても遅摘みとなります。そうすると貴腐菌以外の雑菌がついてしまうこともあり、その場合はブドウが腐ってしまって、まったく収穫できません。貴腐ワイン用のブドウの栽培は、とてもリスキーなのです。その収穫量も少なく、したがって貴腐ワインもたくさんは作れません。年によっては、まったくブドウが収穫できなくて、ワインを作ることができないこともあります。
 このように収穫量が少なく貴重なブドウで作られる貴腐ワインは、とても人気があります。非常にスッキリとした甘い味わいは、食前酒や食後のデザートワインとして大変好まれています。

 このソーテルヌも2012年と若いですが、熟成した果実と爽やかな貴腐菌の香りがして、しかも非常にスッキリとした甘味です。アルコール度数は13.5%と低めですがシルクのような舌触りで、わずかに発泡性の微炭酸の刺激があり、貴腐菌の香りと相まって甘いだけでなくやかな酸味を際立たせています。美味い!です。
 濃厚なチーズケーキなどとも合うかもしれません。今度、試してみようと思います。

 栓を抜いてしまったのですが、あと3年程瓶内で熟成させたら、今の爽やかな味わいにさらに深みを増した違った味に変化するかもしれません。ヴィンテージワインは、少なくとも5~8年位は熟成させた方が良いと言われています。
 ただし、家庭の冷蔵庫では温度も低すぎ(3~5度程なので)るし、湿度も保てません。瓶内熟成が確保できる、温度(10~15度)、湿度(70%前後)が管理できる専用のワインセラーが必要です。

 まあ、飲むしかないか・・・レアチーズケーキをアテにして。 

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フランス製デュラレックスのグラス

2015-12-28 07:54:53 | グラス

フランスの普及品グラス、デュラレックス

 昔からあるフランス製の普及品グラス、デュラレックスです。

 ハウスワインを飲んだり、ウィスキーのロックをやったり、レモンスライスを入れたペリエなどにも合う万能のグラスです。昔から変わらぬデザインで、パリのカフェなどで使われている?オシャレなグラスです。(フランスへは行ったことが無いので、本当に使われているのか?)
 同じこのデザインで、大きさが異なるものがいくつも
(5種類以上?)あります。とてもリーズナブルな価格の普及品です。

 左がデュラレックスのワイングラスで、これも大きさがいろいろあります。
 中手前は、スウェーデンのイケアのショットグラスです。クラシックな洗練されたデザインです。
 右はイタリア製のデキャンタ(250㏄)です。ワインをボトルから直接グラスに注いで飲んでいると、どのくらい飲んだかよくわからないので、まずこのデキャンタに注いで飲んでます。つい、飲み過ぎてしまうので。
 実は本来そのような理由ではなくて、ヴィンテージワインはボトルからコルクを抜いて瓶の底に澱などがたまっているので、そっとデキャンタに移して空気に触れさせてから、改めてグラスに注いでテイスティングして飲むものです。

 

  デュラレックスのショットグラスです。

 上のグラスとは、ややデザインが異なるショットグラスです。底のガラスが薄いので、手軽なテイスティングなどにも使うようなグラスです。

 

  左のグラスはインドネシア製、右はフランス製ですがデュラレックスではありません。

  デザイン的にはデュラレックスに似ていて、とても雰囲気があります。
 特に左のインドネシア製のグラスは、大きさはショットグラスとしては大きめで、私は氷を入れて小さめのハイボールのグラスとして使っています。ガラスの質があまり良くなく透明度はクリアーではありません。それがまた良い感じで、持ち手があるデザインも気に入っています。

 デュラレックスは、他にもいろいろなデザインのグラスがあります。みなリーズナブルな価格で、大変魅力的なグラスです。

 

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ウィスキーショットグラス

2015-12-20 17:26:28 | グラス

銀座の酒場ルパンのショットグラスに似たグラス

 また、カメラや腕時計ではなくてグラスの話題です。最近、工房の仕事は、さぼってます。

 近くの図書館で、菊地信義氏の「わがまま骨董」を借りてきました。私は骨董というよりは、古物に興味があります。骨董品は、法外な値がつけられていて手が出ないと言うこともありますが。
 その「わがまま骨董」に、昭和の文豪達も通った銀座の酒場ルパンで使われていたグラスの、内側が逆円錐形になったショットグラスが出ていました。
 その写真を見て、「ムッ?・・・たしか家にもあったような・・・」。食器棚を探してみると、引き出しの中にありました。同じようなデザインの、ガラスの厚いショットグラスが。

 


 本の写真にあったグラスとは、下端の外側のデザインが違うのですが、ルパンのグラスにはカットがありません、内側の底が尖ったデザインは同じです。

 このショットグラスは、確か100均で目に留まって買ったと思います。グラスの表面がデコボコで、いかにも・・・という感じですが、古い時代の雰囲気が出ていて、そこのところが気に入りました。
 飲み口のガラスも厚く、特に底の部分が重くてとても良い感じです。
 ウィスキーを注いで氷を1コだけ入れて、グッとやります。グラスの口当たりが柔らかく、氷を入れることでウィスキーの舌触りが滑らかになって大変よろしい。
 

 

 



 右のグラスはフランスの普及品、デュラレックスのグラスです。
 デュラレックスも量産品ではありますが、さすがフランス、素晴らしいデザインで良い味を出してます。この形は、ずっと変わっていません。
 最近では、これを真似たグラスがオリジナルよりも高額で売られています。それって、ちょっと・・・どうなんですかね。
 デュラレックスのグラスは、他にも何点かあります。また、改めてご紹介いたします。

 

 

 

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バカラのワイングラスと招き猫

2015-12-15 00:13:25 | グラス

バカラのグラスです

 ステム(脚)は短い球形のデザインです。現行品では、ありません。ワインはやはり、飲み口はすぼまっているチューリップ型の方が、より一層香りが引き立ちます。
 私は、ウィスキーを飲む用に手に入れましたが、ストレートのショットグラスにしては大きいし、ロックグラスには小さいし、中途半端な大きさでした。



   プレートの裏に、バカラの刻印があります。

 ソーサー型のシャンパングラスですが、マティーニを注いでみました。このような皿型のグラスは、口をつけると注いだお酒だけでなく、その香りも一緒に飲めるようで大変良いものです。
 
これはバカラではなく、ボヘミアのシャンパングラスです。

 キレイなバラの模様が彫られています。

 

  

 グラスのプレートが、六角形です。
 バカラのワイングラスと同じデザインのしっかりしたボディーですが、バカラのマークはありません。多分、バカラだと思うのですが・・・

 シャンパングラスです。

 プレートに何か家紋のような模様があって、その中に山とカタカナの”ト”の字のマークがあります。
 老舗の
日本の式場などで使われていた、シャンパングラスかもしれません。クリスタルです。
 ボウルの底が尖っているのが、シャンパングラスの特徴です。底が尖っていると、そこからシャンパンのきめの細かな泡がお酒の中を立ち上って、グラスのレンズ効果と相まって金色に美しく輝いて見えます。

 古いワイングラス

 これもボヘミアのリキュールグラスだと思います。表示は、確かオールドバカラとされていたような・・・
 赤ワインを注ぐと、ボウルに彫られている模様が浮き上がって見えてきます。普通のワインではなく、赤のポートワインに似合いそうです。

 飲み口が広がったワイングラスです。古いものだと思います。
 ステムやボウルの底のガラスが厚く、指ではじくとキレイな金属音がします。クリスタルです。
 シンプルなデザインですが、カットのエッジが立っていて、とても良い物です。
バカラでは、ありません。

 以前にもご紹介した、ウォーターフォール(ウェッジウッド)のワイングラス、クリスタルです。
 開口健は、ウォーターフォールのグラスでワインを飲んでいたそうです。
 白ワインが似合うグラスです。
 カットの縁は丸みがあり、ガラスの透明度からも最近の量産品だと思います。

 古いグラスはバカラも含めて鉛の含有率が多く、やや黄色味を帯びたしっとりとした色合いです。ガラスの屈折率が高いので、注がれたお酒がより濃厚に見えます。
 その反面ガラスが軟らかくて縁などが欠けやすく、傷もつきやすいので扱いには細心の注意が必要です。このように鉛の含有率の高いガラスは、
現在では法律で規制があって作ることができないようです。私は時々持ち出して普段使いにしているのですが、大切に扱わなければならないと思います。

バカラの招き猫

 バカラでなんと招き猫が、出されています。現行取扱い品です。

金色(半透明)の招き猫です。

 無色透明なものと、赤色の招き猫もあります。透明と金色は、右手を上げて金運を、赤は左手を上げて福を招いています。バカラも、よくこんなものを作ったものです。それなりの値がするのに、買う人がいるから作っているのでしょうけれど。
 何でこんな物が三つもあるのか?私の趣味ではありません。(でもまあ、猫好き・・・ではありすが。)身内の猫好きからの貰い物です。しかし、さすがにバカラ、品のあるなかなか良い物です。同じようなガラス器で、数千円で売られているものとは明らかに違います。

 

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コメント (2)
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