フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

スモールセコンド2本(その2)

2020-09-24 10:00:00 | 腕時計

ウィットナー(WITTNAUER)とランコ(LANCO)

 ジャンクの古いスモールセコンド、ウィットナーとランコを手に入れました。前回はランコをいちおう修復したので、今回はウィットナーの様子を見ます。

 ウイットナーはスイスのロンジン社が、アメリカおよびカナダ市場で1930~'40年代頃から'70年代まで販売していたブランドです。名前を変えてロンジンよりは、リーズナブルな廉価版としてアメリカ、カナダで販売されました。ロンジンは高級ブランドの位置づけでした。

左がウィットナーです。こちらも1950年代以前?

 リュウズがグラグラで、巻き芯と歯車のかみ合わせが摩耗しているようです。使い込まれた古い手巻き時計は、ゼンマイ巻き上げで巻き芯周りが摩耗してグラグラになっているものがほとんどです。巻き芯周りのグリスをクリーニングして、改めて粘性のあるオイルを差しました。それから1日に5分位進んでしまうので緩急針で調整します。

 文字盤も汚れていたので、軽く綿棒で何も着けずにクリーニングしました。古いものなので溶剤などをつけると文字盤の塗装が取れてしまいます。時間の数字の間に黒い汚れがあったので、これも爪楊枝でかき出しました。まあまあの状態になりました。でも防水性はまったくないので、夏場は汗をかくのですることはできません。

 ベルトは細くて短いのでレディースのようですが、この当時の腕時計はメンズもこの大きさです。

 ベルトがいかにもレディースだったので、金の色合いが合ったメタルのバネベルトに付け替えました。

  スクエアのプラ風防は厚くて傷もほとんどありません。良い状態です。

 ベルトは色合いもクラシックなデザインも、メンズとしてマッチしてますね。良い雰囲気です。

 昔といっても戦後ですが、戦後・・・などと言ったら「それっていつのこと?」と言われそうですが、私の小さい頃は、メタルではこのようなバネベルトが一般的でした。子供のころは、このような時計にあこがれていました。

 

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スモールセコンド2本

2020-09-22 22:27:56 | 腕時計

ウィットナー(WITTNAUER)とランコ(LANCO)

 久しぶりの時計です。ジャンクの古いスモールセコンド、ウィットナーとランコを手に入れました。

 左がスクエアーのウィットナー、右がラウンドのランコです。

 ランコはスイスの時計メーカーで、1873年スイスのLangendorfで創業された歴史ある時計メーカーです。今も腕時計を作っています。2本ともジャンクなのですが、何とか動いています。まず、ランコから状態を見てみます。

 文字盤はホウロウ製です。たぶん1950年代?あるいはもっと前かもしれません。ヒビがたくさん入ってます。4時と5時間に漆のようなものが塗られています。欠けた文字盤を補修したのでしょう。

 緩急針のレバーの先端に、紙の繊維が引っかかっていました。特にテンプ、天芯に絡んでいたわけではないので、動きはスムーズだったのですが。

 文字盤をクリーニングするために、ムーブメントを外そうとしたのですが、表から取り出すタイプでした。文字盤側のベゼルを外します。

 ニカワのような接着剤が塗られているのかと思ったら、軟らかい充填剤のようです。軟らかいゾル状なので、簡単に拭き取れました。

 

 やはり中心部分は欠けていたようで、拭き取った後も充填剤がかけた個所に残っています。それでも周りの余分な塗りが取れて、すっきりしました。いちおうこれで良しとします。溝に残ったものをキレイに取り除いて、硬化性の白いパテを埋め込むこともできそうですが、まあこれで一先ずランコの補修は終了します。

 

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2010年10月沖縄

2020-09-11 01:00:09 | 沖縄

2010年10月の沖縄

 続いて、2010年10月の那覇の街です。これも出張で行ったときのスナップです。もちろん仕事はちゃんとしてますw… でも2010年10月にこのブログをアップしていたら、ちょっとまずかったかもw…

 ロータリーの植木も沖縄ですね~。停留所の街路樹に、赤い花が咲いていますね。多分ホウオウボクだと思います。でも花期は4~6月のようなので、違うかも・・・

 

 夕方の市場本通りです。店先にはアテモヤなど、真夏とはちょっと違ったフルーツが並んでいます。

 

 牧志公設市場に隣接した、松尾二丁目中央市場。地元のお惣菜店が並んでいます。カフェ?もあります。

 

 公設市場周辺の路地裏です。上階で繋がった建物の中に通路があります。混沌とした迷宮の世界ですね、東南アジアの・・・ってタイしか行ったことないけど。この子は居酒屋の有名な看板娘。でも、もう何年も前から見かけませんね。

 

 路地裏の食堂、今流行の町中華のような雰囲気ですね。ゴーヤチャンプルーでオリオン生をやりたいですね。
 10月の夜の市場本通り。観光客はほとんど見かけませんが、賑わっています。

 

 国際通りに面した小モール。この後何年かして、ビギンがここでミニコンサートをやりました。モールのお店で飲み物をたのんで、テラスのテーブルでやります。楽しそうですね。路地には、昼間は開いていない小さな居酒屋がけっこうあります。

 

泡盛、Tシャツ、犬・・・売ってます。

 

 地元の高校生?歩いてます。近くに高校があるのだろうか。

 夜行性・・・ネコもいます。売り物ではありません。

 

 夕方といっても沖縄は暮れるのが遅いので、でも午後6時過ぎころかな。暗くなってきたので、手ブレがひどいですね。それとも酔っていたせいかなw…
 国際通りの露店のアクセサリー売り、けっこうこんな店あります。那覇市観光案内所前です。

 

すっかり暗くなってきました。
こんなところにも石敢當。

 


 はい国際通りのシーサーさん、いつもご苦労様です。また来ます。2010年、出張帰りの那覇の街でした。

 この時は午前中に仕事の打ち合わせをして、夜の遅い便で帰ったのかもしれません。でも食事はどこでしたのか、なんかよく覚えていない。オリオン生ビールで酔っていたのかもw…写真もブレブレだし。沖縄の日帰り出張はキツイです。ってけっこう気楽にしているなw…

 2019年の夏に行ったときは、牧志の公設市場はリニューアル中で少し離れたところに仮店舗がありました。2022年4月には、元の場所でリニューアルオープンする予定です。新店舗がオープンしたら市場本通りの雰囲気も変わるのではないかな。あまり変わって欲しくはない・・・気持ちです。

 

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2010年9月沖縄

2020-09-10 10:31:22 | 沖縄

2010年9月の沖縄

 毎年夏行っている沖縄、今年は本土からコロナウィルスを持ち込んでは申し訳ない、と言ってもコロナに感染しているわけではないのですが、ので行きませんでした。それで、以前に行ったときの写真を見て行った気分に浸っています。その写真をアップしました。

 市場本通りと壺屋通り周辺です。私は那覇の街が好きなんです。

 那覇の国際通り裏路地の風景です。戦後の家屋はブロックやモルタル作りですが、戦後間もない頃?の古い木造の家屋も見られます。樹木は暖かい南国の気候で、勢いよく繁茂しています。

 

 市場本通り公設市場の奥、新天地市場本通り(公設市場から先)のY字路です。左へ進むと壺屋ヤチムン通り方面です。

 

 公設市場の十字路を右折した先にあるカフェ「あかさたな」さんです。カフェというより沖縄家庭料理の食堂ですね。シーズンオフといっても9月ですが、お客さんはあまりいませんね。「あかさたな」さんは今から40年ほど前に、ここで店を開いたそうです。私が初めて沖縄に行ったとき、「あかさたな」さんが開店して2~3年のころに寄らせてもらいました。そのときも道沿いのこの場所にテラスのテーブルがあって、鮮やかな赤色のランの鉢が置かれていました。たしか「ローライフレックス2.8F」で撮ったと思います。当時は店の前の路地がもっと狭くて、薄暗かったように思います。シャッタースピードが1/30以下で、手ブレした写真しか撮れなかった・・・と記憶してます。

 

 壺屋やちむん(焼物)通りのお店です。沖縄の壺屋焼を取り揃えています。店の横にはブーゲンビリアが赤紫の花を咲かせています。9月の沖縄は台風の季節なのですが、まだまだ夏ですね。

 

 やちむん通りの路地です。新垣製陶所とありますが昔は、戦前、通り沿いに登り窯がたくさんあって焼物を作っていたのですが、今は読谷村などに移っていて、ここでは陶芸窯はありません。
 黄色い夏のアリアケカズラも、まだまだ咲いていますね。

 

 路地裏の風景、門にはシーサーが狛犬のように鎮座しています。沖縄瓦の屋根の上にも。シーサーは悪いものが家の中に入ってこないよう見張っています。

 

 路地の道沿いは濃い緑の南国樹木に覆われています。沖縄の花、ハイビスカスも。

 

 古い家屋の瓦屋根には、雑草が生えています。暖かい南国の気候で、降水量も多い沖縄の景色ですね。やちむん通りの路地裏には、古い家が多く残っています。

 

 アーケードの通りに戻ってきました。この店は中国の彫刻や陶器や家具など製品を扱っているお店です。店先には招き猫・・・

 

 市場本通り突き当りのカフェからの眺めです。現在は閉店していますね。10年前の沖縄は、今より活気があったような。今は公設市場周辺の店も少し元気がないように思います。
 特に今年2020年の沖縄はニュースで見ると中国からの観光客が激減し、国際通りなど閑散としていて信じられない光景です。人があまりに少ないと活気がなくて、淋しいですね。騒がしくなくて良い・・・とばかりは言えませんね。

 

 国際通り周辺のスナップです。沖縄では、犬はほとんど見かけません。めずらしいです。特に那覇市内では。ネコばかりですw…

 

 9月の沖縄は、台風とバッティングすることが多いので、プライベートでは行ったことがありません。この時はたしか仕事で出張だったと思います。
 国際通り周辺を散策して県庁前まで戻り、ゆいレールで那覇空港へ戻りました。シーズンオフということもあって、比較的静かな那覇市内でした。
 仕事も終わって、例によって空港のカフェで飛行機を眺めながらビールw…記録をつけながら・・・出張記録ではありませんw…

 

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赤ワイン、フルボディ?

2020-09-08 23:53:57 | ウィスキー・ワイン・お酒

フランス赤ワインのフルボディ?

 最近アップするものがなくて、こんなんばっかですいません! 写真、カメラ、万年筆、腕時計のBlogが・・・

 たしかセブンで買った、フランスの赤ワインです。セブンは置いているワイン、けっこう美味しいです。厳選されていると思います。しかもとてもお安い。ちょっとしたお惣菜なども、気の利いたものが小分けにされていてしかも美味しい。企業努力してますねぇ。

 パラヴァント、カベルネソーヴィニヨンです。日本の貿易会社がフランスから直輸入したもののようです。ラベルにはフル/ライトの表示はありませんが、色も濃い赤紫でフルボディ?ですね。濃厚でやや甘味が立った酸味は、コクがあってバランが良く、まったりとしていて香りも素晴らしい。色がイイですね、いかにもフルボディ?で。
 でも栓はメタルのスクリューで、ヴィンテージ物ではありません。つまりブレンドされたものなのですが・・・フルボディ―だな、これは。たぶん二度と手に入らないでしょう。こんなラベル見たことないもの。

 

 生協からお取り寄せの牛肉ステーキです。刺しなど入っていない肉ですが、やはり赤ワインには相性抜群です。美味しくいただきました。薄いので、レアもミディアムもありませんw…

 クリームシチューと白いご飯。うちは普段、玄米の五分突きご飯なのですが、ステーキには白米がイイですね。

 美味しい赤ワインは、それだけで充てなど無くても飲み続けられますw…が、白ワインは辛口でも充てがないと胸焼けしてきます。でもシャブリには、ブルーチーズの一切れがあれば最高ですねw…

 「あなたのご飯、見せて下さい🙇」じゃあるまいし、こんなブログですみませ~ん(-_-;)

 

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